レアル・マドリードがスーペルコパ決勝へ！　PK戦の末にバレンシアを下す

　スーペルコパ・デ・エスパーニャ（スペイン・スーパーカップ）準決勝が11日に行われ、レアル・マドリードとバレンシアが対戦した。

　サウジアラビアの首都リヤドで開催された一戦は、37分にエデル・ミリトンのロングパスから抜け出したカリム・ベンゼマがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。これをベンゼマが自ら決めて、レアル・マドリードが先制に成功した。

　追いかけるバレンシアは後半開始早々の46分、トニ・ラトが右サイドから左足でクロスを上げると、ファーサイドに入り込んだサムエウ・リーノが右足で合わせ、試合を振り出しに戻した。

　このまま90分が終了すると、延長戦でも決着はつかず、試合はPK戦に突入した。先攻のバレンシアは2人目のエライ・キュマルトが枠外へと外し失敗した一方で、後攻のレアル・マドリードは4人全員が成功。そしてバレンシアの5人目、ホセ・ルイス・ガヤのシュートをGKティボー・クルトワがセーブし、4−3で制したレアル・マドリードが決勝進出を果たした。

　勝利したレアル・マドリードは、15日に行われる決勝でベティス対バルセロナの勝者と対戦する。

【スコア】
レアル・マドリード　1−1（PK戦：4−3）　バレンシア

【得点者】
1−0　39分　カリム・ベンゼマ／PK（レアル・マドリード）
1−1　46分　サムエウ・リーノ（バレンシア）