負傷者多数のチェルシーにさらなる痛手…プリシッチが数カ月の離脱へ

　チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチがしばらく戦列を離れることになるようだ。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　直近の公式戦7試合でわずか1勝（1分け5敗）にとどまっているチェルシー。8日に行われたFAカップ3回戦マンチェスター・C戦では0−4で敗れたことよりも、10選手が負傷により起用できなかったことにも注目が集まっていた。12日に行われるプレミアリーグ第7節延期分のフルアム戦を前にチェルシーを率いるグレアム・ポッター監督は、5日の第19節マンチェスター・C戦で負傷した選手たちの状態について言及した。

　当初、ひざを負傷していたプリシッチは数週間の離脱と予想していたポッター監督だったが、「クリスティアンは数カ月だと私たちは考えている」と想定よりも離脱期間が長引くことを示唆した。

　また、同じく同試合でハムストリングを負傷し交代となったイングランド代表FWラヒーム・スターリングについては「ラヒームはそれよりも短いと思う。できればそれよりも短いことを願っている」とプリシッチよりも軽傷の見込みではあるものの、しばらく戦列を離れると語った。

　一方、8日の試合を欠場していた元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンは「問題ない。彼はスカッドに入るだろう」とフルアム戦に出場できることを明かした。

　なお、10選手が離脱しているチェルシーだが、イングランド代表DFリース・ジェームズ、同DFベン・チルウェルらは個別練習に参加していることも明らかになっており、実戦復帰に近づいている選手たちもいる模様だ。