ウチの子を捜して! 空港で子どもを見失った母親が大暴れ 被害総額は約130万円に(米)<動画あり>

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2023年01月12日 17:41  Techinsight Japan

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空港カウンターで大暴れする女(画像は『The Mirror 2022年12月22日付「Fuming mum lobs computer at airline staff during tantrum after losing her kids」(Image: Twitter)』のスクリーンショット)
昨年12月、クリスマス休暇を帰省先やリゾート地で過ごそうと大勢の旅行客で込み合うアメリカの空港で、連れていた子どもたちを見失った母親が大暴れして警察に逮捕されるという騒々しい事件があった。『CBS Miami』などが伝えている。

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現地時間12月20日の午後、米アラバマ州バーミンガムから混雑ピークが始まったばかりのマイアミ国際空港に到着したカミーラ・マクミリー(Camila McMillie、25)は、子ども2人を連れてニューヨークへ向かう途中だった。警察によると、乗継便に乗れなかったカミーラはアメリカン航空の係員によって振替便の手配をしてもらった後、D-39搭乗ゲートでチェックインをしていたが、その間に6歳と8歳の子どもが何も告げずに近くのトイレへ行ってしまった。

子どもたちがそばにいないと気づいたとたん、カミーラは怒り叫び始め、搭乗ゲートの地上係員に向かって子どもを捜すよう要求したのだという。

激昂したカミーラは搭乗券リーダーをカウンターから引きはがし、カウンター上のその他の機器などを破壊した。またSNSに投稿された動画でも分かるように、カミーラは「うちの子を捜して!」などと叫び続けて、ついにはコンピューターのモニターを掴み取って、地上係員に向かって投げつけてしまった。実際、動画には、クリスマスシーズンのためトナカイのカチューシャを頭に付けて仕事をしていた地上係員にカミーラがモニターを投げつける姿がバッチリ映っている。


カミーラは、近くに居合わせた税関・国境警備局の職員によって取り押さえられ、その後到着した地元のマイアミ・デイド警察に引き渡され逮捕となった。ちなみにカミーラの子どもたちは見つかり、フロリダ州子ども家族局に保護されたという。

地上係員は右肩に打撲傷を負い、またアメリカン航空の被害総額は1万ドル(約130万円)ほどになるだろうと、警察は伝えている。

バハマ旅行へ向かう途中でその場に居合わせたというトルーディ・フッカーさん(Trudy Hooker)とその妻アーニー・フッカーさん(Ernie Hooker)は、『CBS 4』の記者ピーター・ドンチ氏(Peter D’Oench)に「やり過ぎだと思いますよ。彼女はあんなにすぐに暴挙に出るべきじゃなかった」「あまりにも暴力が過ぎましたね。子どもを捜すことにもっと時間を割くべきでした。カウンターの後ろに立っていた人は、迷子になった子どもたちの件とは、全く関係がないのに」とカミーラの暴走の凄まじさについてコメントしている。

SNSやニュースサイトの動画には「子どもを見失ったのに、捜すどころか周囲のモノを破壊するなんて、親としてふさわしくないよ」「子どものことが心配だったと思うけど、もっとやり方があっただろうに」「空港の向かいに刑務所があるって、彼女は知らなかったのかな」「おめでとうマクミリー、君は逮捕されて搭乗拒否リストに載るんだよ」「ルドルフ(クリスマスのトナカイ)に暴行しないで」など様々な声があがっている。



画像は『The Mirror 2022年12月22日付「Fuming mum lobs computer at airline staff during tantrum after losing her kids」(Image: Twitter)』『ONLY in DADE 2022年12月21日付Instagram「This gate is having some technical difficulties」』『WPLG Local 10 2022年12月21日付「Mother asking for help to find kids at Miami airport injures airline employee, police say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

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