チェルシー史上初のデビュー戦退場も…J・フェリックス、圧倒的なスタッツを記録

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2023年01月13日 12:06  サッカーキング

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チェルシーデビューを果たしたJ・フェリックス [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリードからの期限付き移籍でチェルシーに加入し、早速デビューを果たしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックスに注目が集まっている。

 J・フェリックスは11日に買い取りオプションなどは付随していない形での期限付き移籍でチェルシーに加入すると、12日に行われたプレミアリーグ第7節延期分のフルアム戦でいきなりスタメンに名を連ね、デビューを果たした。

 立ち上がりから、前線でプレーしていたドイツ代表MFカイ・ハフェルツやイングランド代表MFメイソン・マウントらといい連携を見せ、何度かチャンスを作り出すなど、デビュー戦とは思えないパフォーマンスを披露した。しかし、58分に危険なスライディングタックルで一発退場となり、ほろ苦いデビュー戦となった。

 データサイト『OPTA』によると、プレミアリーグのデビュー戦で退場したのはJ・フェリックスがチェルシー史上初の選手に。なお、全チームを通じては2014年10月にトッテナムの元アルゼンチン代表DFフェデリコ・ファシオがマンチェスター・C戦で退場して以来のことになったという。

 それでも、『OPTA』はJ・フェリックスがフルアム戦であらゆる好スタッツを記録していたことも紹介。58分のプレー時間ながら、6本のシュート数、4本の枠内シュート数、2回のドリブル成功数はチェルシーの選手としてはいずれも最多に。さらに、4回の被ファウル数は両チームを通じて最多を記録しており、際立った存在であったことが明らかになっている。

 なお、試合はJ・フェリックスの退場時には1−1だったものの、その後に勝ち越しを許し、1−2で敗戦。チェルシーは公式戦3連敗、4試合未勝利となり、直近のリーグ戦9試合ではわずか1勝(3分け5敗)となっている。

 新加入のJ・フェリックスがデビュー戦で好パフォーマンスを披露したことはチェルシーにとっては好材料だが、一発退場となったことで3試合の出場停止処分に。ケガ人続出の影響から買い取りオプションなしでの半年間の期限付き移籍で同選手を獲得したものの、次に出場できるのは2月11日に行われる第23節ウェストハム戦となることはチェルシーにとっては大きな痛手となりそうだ。
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