チェルシー指揮官、加入決定の22歳FWムドリクに期待「楽しみな選手」

　チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、加入が決定したウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクへの期待を語った。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　多くのクラブが22歳のムドリクの獲得に関心を示し、なかでもアーセナルへの移籍が噂されていたものの、最終的にはシャフタールの要求していた総額1億ユーロ（約139億円）を提示したチェルシーが同選手の獲得を15日に発表した。

　8年半契約を締結し、背番号は「15」に決定したムドリクは、同日に行われたプレミアリーグ第20節クリスタル・パレス戦のハーフタイムに本拠地『スタンフォード・ブリッジ』でファンへのお披露目としてピッチにも姿を見せていた。

　クリスタル・パレスに1−0で勝利を収め、公式戦5試合ぶりの勝利を収めたチェルシー。試合後、ポッター監督は加入が決定したムドリクについて聞かれると、「彼は大きな未来のある楽しみな選手だ」と期待を口にした。

「一対一も強く、非常に直線的で、最終ラインを脅かすことができる。サイドの広いところでもプレーできるが、ゴールにも関わることができる。とても楽しみな選手で、サポーターは彼のことを本当に気に入ると思うよ」

　移籍金を分散計上させるためにもムドリクとは2031年夏までとなる異例の長期契約を締結したが、ポッター監督は「私は監督であり、契約期間の長さよりも心配すべきことは他に十分にある」としながら、次のように語った。

「それはクラブに任せている。クラブにとって何が正しいかもね。私はできる限りのサポートをするつもりだ。彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしている。もし、彼の契約期間が切れるまで私がここにいたら、それはみんな幸せだろうね！」