バルサ、デパイとインテルのJ・コレアのトレードを目論む? 現地紙は“当て馬”の可能性も指摘

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2023年01月16日 17:25  サッカーキング

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バルセロナがデパイ(左)とJ・コレア(右)のトレードを画策か [写真]=Getty Images
 バルセロナは、同クラブのFWメンフィス・デパイとインテルに所属するFWホアキン・コレアのトレード移籍を目論んでいるようだ。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 昨季は公式戦13得点を記録したデパイだったが、今季は自身の負傷やFWロベルト・レヴァンドフスキの加入もあり、公式戦4試合の出場のみに。かねてから、今冬のクラブ退団が取り沙汰されており、移籍先の有力候補としてアトレティコ・マドリードの名前が挙がっている。

 先日、バルセロナとアトレティコ・マドリード間でのデパイ移籍交渉は“短期間で大きく進展している”と報じられていた。しかし『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、“ブラウグラナ”の上層部は、デパイとインテルに所属するFWホアキン・コレアのトレード移籍を目論んでいるという。バルセロナは同選手退団によって、前線の層が薄くなることを懸念しており、そこでインテルで本来の輝きを発揮できていないホアキン・コレアに白羽の矢を立てたようだ。

 その一方で『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、バルセロナがアトレティコ・マドリードとの交渉における駆け引きの一環として、このトレード移籍案を浮上させた可能性もあると指摘している。同クラブは当初、デパイとアトレティコ・マドリードに所属するMFヤニック・カラスコのトレード移籍を画策していたものの、実現には至らなかった模様。そこで、アトレティコ・マドリードとの交渉を再開させる為に、ホアキン・コレアとのトレード移籍案を“当て馬”として利用しているとの見方もあるようだ。

 それでも同紙は、「(ロメル・)ルカクの問題、コレアのパフォーマンス、そして(エディン・)ジェコの負担を考えると、インザーギ監督にとっては、この価値のあるフォワードにノーと言うのは難しいだろう」と併せて伝えている。

 昨年に行われたFIFAワールドカップカタール2022では、オランダ代表として5試合に出場するなどの活躍を見せたデパイ。今冬、同選手の去就に注目が集まっている。
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