彼女からの電話で九死に一生を得た男性 直径1メートル超えの大岩が愛車に直撃「鳥肌が立った」(米)

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2023年01月17日 05:11  Techinsight Japan

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大岩が直撃し無残な姿になった車(画像は『Metro 2023年1月12日付「Man says girlfriend’s call saved his life moments before huge boulder crushed his car」(Picture: KTLA)』のスクリーンショット)
このほど、巨大な岩の落石を間一髪で免れた男性が話題を呼んでいる。男性が駐車していた車を発進させようとしていたところ、彼女から「家の中に忘れ物をした」という電話がかかってきたので、男性は車を降り家の中に戻った。しかしその間に道路沿いの丘の岩盤の地滑りが発生し、先ほどまで乗っていた車に直径1メートルを超える大岩が落下し車は大破していたのだ。男性は「彼女のおかげで救われた」と話していると『Metro』などが伝えた。

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米カリフォルニア州マリブ市在住のマウリシオ・ヘナオさん(Mauricio Henao)は今月10日、自宅の近くの「パシフィック・コースト・ハイウェイ」の道路に駐車していた車に乗り込み、車を発進させようとしていた。そのときに彼女から電話があり、「家に置いてきたバッグを取ってきて」と言われたので車を降りて一度自宅に戻った。

マウリシオさんが家の中で彼女のバッグを捜していると、外から何かが衝突するような大きな音が聞こえてきた。驚いたマウリシオさんが慌てて外に出てみると先ほどまで運転席に座っていた自分の車の上に巨大な岩が落下しており、愛車は見るも無残な姿になっていたのだ。大岩の直径は約4フィート(約1.2メートル)もあり、マウリシオさんの車の屋根は大きくひしゃげフロントガラスは粉々になっていた。

マウリシオさんは変わり果てた姿となった愛車の前で撮った写真を公開したが、当時の心境について「非常にショックを受けましたよ。自分が運転席にいたかもしれないと考えると鳥肌が立ちました。トラウマになってしまったので二度と同じ場所に車を停めることはないですね」と振り返った。

マリブ市のある南カリフォルニアはこの数週間に激しい暴風雨に襲われており、少なくとも19人の死亡者が出ていると報道されている。今回はこの影響で崖崩れが発生したと考えられており、マウリシオさんの車に大岩が直撃してしまった。マウリシオさんは「この天気はおかしいですよ。パシフィック・コースト・ハイウェイは危険ですし、この辺の丘は安全ではありません」と最近の異常気象についても触れている。ちなみにパシフィック・コースト・ハイウェイは、サンフランシスコからロサンゼルスにかけて海岸沿いのドライブを楽しめる素敵なルートだそうだが、今回はそのルートで恐ろしい事故が起きてしまった。

今回の崖崩れで被害を受けたのはマウリシオさんだけではなかった。同地域に住むニック・ケネディさん(Nick Kennedy)も道路脇に停めていた車に岩が直撃してしまったが、そのおかげで自宅へ岩が落ちずに済んだという。「この壁のすぐ裏に机があり私に岩が直撃していたかもしれないので、車をそこに停車させていてよかったと思いますよ」と今回の被害をポジティブに捉えていた。

幸運にも大岩の直撃を逃れたマウリシオさんは「もし彼女からの電話が無かったら私は今ここにはいないでしょう。『電話をしてくれてありがとう』と彼女に感謝を伝えました。こんなにラッキーなら今すぐ宝くじを買うべきですね」と自身の幸運ぶりにジョークを飛ばした。


なお過去には、妻がプレゼントしてくれたApple Watchのおかげで重度の心疾患が判明したケースが大きな話題を呼んでいた。

画像は『Metro 2023年1月12日付「Man says girlfriend’s call saved his life moments before huge boulder crushed his car」(Picture: KTLA)(Picture: Reuters)(Picture: Mauricio Henao)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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