妊娠中の飼い主にまとわりつき病気を警告した犬 同様の体験談が続々「犬って最高!」(米)<動画あり>

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2023年01月17日 10:11  Techinsight Japan

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飼い犬のチャーリーと一緒の女性(画像は『Brittany Welsh 2022年11月18日付TikTok「Crying」』のスクリーンショット)
優れた嗅覚を活かして「がん探知犬」「低血糖(糖尿病)アラート犬」などとして活躍する犬もいるが、特別な訓練をしなくても飼い主の異変を察知することがあるようだ。アメリカに住む30歳の女性が先月、愛犬が病気を教えてくれた経験をTikTokでシェアしたところ、同じような体験談が多数寄せられて注目を集めた。『7NEWS Australia』などが伝えている。

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米ミズーリ州に住むブリタニー・ウェルシュさん(Brittany Welsh、30)が先月15日、飼い犬の動画をTikTokに投稿したところ、注目を集めた。

ブリタニーさんが飼っているのはオスのゴールデンレトリバー“チャーリー(Charlie)”で、「妊娠8か月のことだったわ。チャーリーが私に『どこか体に異常があるようだよ』と伝えようとしていたの。私はその時、気付かなかったけどね」と当時のことを振り返る。

動画では、チャーリーがブリタニーさんの大きなお腹に鼻を近づけてクンクンと匂いを嗅ぎ、脚にまとわりついて離れずにいる姿があり、椅子に座るブリタニーさんの脚の下に何度も体を入れて脚を持ち上げている。

ブリタニーさんは「いつものチャーリーとは違うけど、どうしたのかしら」と不思議に思いながらもその後、「もしかしたらあれはチャーリーからの警告なのかもしれない」と思うような体のだるさに襲われ、病院に直行した。

そして検査の結果、ブリタニーさんは「尿路感染症」に罹っていることが判明したのだ。その日は薬を処方されて治療を受け、数時間後に帰宅したという。尿路感染症は膀胱に細菌が感染して起こるもので、妊婦は発症しやすく、酷くなると早産や前期破水などのリスクが高くなる。

幸いなことに、ブリタニーさんは重症化する前にケアを受け、その後元気な女の子を出産しており、当時の動画には「私にはもったいないくらいの犬なのよ」と言葉を添えていた。


なおこの動画には、自分の経験と重ね合わせる人が続出し、次のようなコメントが寄せられた。

「私の場合、飼い犬が早朝5時に私を起こし、鳴きながらお腹の上を撫でてきたの。そして私が立ち上がった直後、破水したのよ。」
「私の犬はある日、夫の足の上に座って離れなかった。すると夫は心臓発作を起こしてね。命を救われたのよ。」
「うちの犬は私よりも先に妊娠に気付いていたわ。私にやたらにまとわりつくようになり、頭をお腹の上に置いて様子をうかがうようになったの。」
「私の犬は父の死が近いことに気付いて行動していたわ。私は『父は大丈夫』と否定していたけどね。今思えば、あれは愛犬が父にお別れをしていたんだって分かるの。」
「私は自分が流産したことに気付かずにいた。でも飼い猫は知っていて、私のそばから離れなかったわ。」
「うちの愛犬は私の分娩が近いことに気付き、激しく吠え始めたの。吠えることなんてそれまでなかったのに…。そうして夫と私の間をグルグルと駆け回っていたわ。」
「動物はちゃんと分かっているんだよ。私は動物病院で働いているけど、技師の1人が発作を起こす前、彼女のサービスドッグ(補助犬)は5〜10分ほど鳴いて警告していたよ。」

ちなみにこれらのコメントの中には、「医師に『誰からの紹介ですか?』と聞かれて、きっとあなたは『うちの犬です』と答えたのでしょう?」「犬って本当に素晴らしい!」といった声もあり、ブリタニーさんは「全くその通り! チャーリーはとても頭が良くて、子供たちにとっては最高の兄貴よ!」と笑顔を見せた。



画像は『Brittany Welsh 2022年11月18日付TikTok「Crying」、2022年12月15日付TikTok「I seriously dont deserve him..」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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