リヴァプール、FWフィルミーノとの契約延長に向け交渉中…クロップ監督が残留を熱望か

　リヴァプールがブラジル代表FWロベルト・フィルミーノとの契約延長に向けて動いているようだ。17日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　今年6月末にリヴァプールとの現行契約が満了を迎えるフィルミーノ。報道によると、リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、同選手を重要な戦力と位置付けており、残留を強く望んでいるという。クラブ側も指揮官の意向を汲み取り、かねてから契約延長に向けた交渉を行なっているようだ。

『デイリーメール』はリヴァプールがフィルミーノと新契約を締結した場合、その期限は2025年6月末に設定される可能性が高いと伝えている。また、選手自身も最高峰のレベルでのプレー継続を希望しており、リヴァプールへの残留を前向きに検討しているという。現段階で交渉は進展していないものの、両者は今後も契約延長に向けた話し合いを継続するものと見られている。

　現在31歳のフィルミーノは2015年7月にリヴァプールに加入。左右のウイング（WG）やセンターフォワード（CF）、攻撃的MFなど複数のポジションを卒なくこなすユーティリティ性を武器に加入直後から主力として活躍している。ここまで公式戦通算348試合の出場で107ゴール78アシストを記録し、数々のタイトル獲得に大きく貢献。在籍8年目となった今シーズンもここまで公式戦20試合に出場し、チームトップタイとなる7ゴールをマークしている。

　なお、『デイリーメール』はフィルミーノと同じく今年6月に契約満了を迎えるイングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンと、ギニア代表MFナビ・ケイタについても言及。この2選手については、リヴァプールが契約延長に踏み切る可能性は低いと伝えている。