シント・トロイデン、3連覇中の王者相手に追いつき勝ち点1を積み上げる

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2023年01月20日 13:07  サッカーキング

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クラブ・ブルッヘと対戦したシント・トロイデン [写真]=Getty Images
 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第21節が19日に行われ、シント・トロイデンとクラブ・ブルッヘの一戦が行われた。

 中4日で試合に挑んだシント・トロイデンは、リーグ3連覇中の王者をホームに迎える。この試合は、日本代表GKシュミット・ダニエル、DF橋岡大樹、FW岡崎慎司、FW林大地などの日本人選手が先発に名を連ねた。なお、MF香川真司は負傷のためメンバー外となった。

 試合は開始直後からクラブ・ブルッヘがボールを握る展開になる。繰り返し決定機を作られるがシュミットの好セーブもあり、なんとか耐え凌ぐ。そして23分、ディフェンスの背後をとった林が一人交わしてシュートを放つも、僅かに枠を捉えきれず。

 試合が動いたのは直後の26分、相手にサイドを崩され、クロスを入れられる。クロスに対応しようとしたDFウォルク・ヤンセンスの足に当たってオウンゴールとなった。その後もなかなかチャンスをものにできず、0−1のビハインドで試合を折り返した。

 後半も相手に試合を握られる状況が続く。後半最初のチャンスは55分、FWアブバカリ・コイタのカットインからの見事なスルーパスに岡崎が合わせるも、相手キーパーにゴールを阻まれる。

 惜しくもゴールにはならなかったが、シント・トロイデンが少しずつ流れを掴む。そして60分、指揮官は今冬ボルシアMGから加入した20歳の若手MFロッコ・ライツを投入。流れに乗ったシント・トロイデンは77分、橋岡の縦突破からの鋭いクロスを上げると、こぼれたところをFWジャンニ・ブルーノが押し込み同点ゴールを決める。勢いをつけたシント・トロイデンは81分にもブルーノのシュートでゴールネットを揺らすが、オフサイド判定となり惜しくもゴールにはならず。

 試合は1−1のまま終了。シント・トロイデンは、3連覇中の王者を相手に貴重な勝ち点「1」を積み上げた。なお、先発出場したシュミット、橋岡、岡崎、林はフル出場でチームに貢献した。

【スコア】
シント・トロイデン 1−1 クラブ・ブルッヘ
【得点者】
0−1 26分 オウンゴール/ウォルク・ヤンセンス(クラブ・ブルッヘ)
1−1 77分 ジャンニ・ブルーノ(シント・トロイデン)
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