19歳MFアヤリ(左)がブライトン行き間近 [写真]=Getty Images ブライトンが、AIKのスウェーデン代表MFヤシン・アヤリを獲得間近なようだ。21日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで報じている。
ロマーノ氏によると、AIKとブライトンは移籍金600万ユーロ(約8億円)という条件で合意に達したとのこと。同選手も代理人と共にイングランドへと渡航し、まもなくメディカルチェックと正式なサインを済ませるとしている。また、同氏が移籍成立に近づいているシグナルの際に使う「here we go」も発出されており、取引の完全合意が近づいていることが窺える。
アヤリは2003年10月6日生まれの現在19歳。本職はセントラルMFで、攻撃的なMFと右ウィングにも対応可。身長は172cmで右利き。2020年12月6日、弱冠17歳にしてスウェーデン1部リーグ最終節のエルフスボリ戦でトップチームデビュー。2022シーズンはリーグ戦24試合に出場し、4ゴール2アシストを記録した。
また、同選手はチュニジアにもルーツを持っているものの、アカデミー年代は全てスウェーデンの代表チーム入りを選択。2023年1月9日の親善試合・フィンランド代表戦でA代表デビューを果たした。その後、アイスランド代表との親善試合でも途中出場している。
ブライトンは、チームの柱となっているエクアドル代表MFモイセス・カイセドに引き抜きの噂が絶えない状況。アヤリに関して、カイセドの将来的な後釜候補として獲得へ動いた可能性もある。目利きの良さで有名なブライトンのスカウト陣が見つけ出してきた選手なだけに、未来が楽しみだが果たして。