ドルトムントが18歳ムココと契約延長！…移籍の噂も“神童”は「心の決断」で残留

　ドルトムントは21日、ドイツ代表FWユスファ・ムココと2026年6月30日までの新契約を締結したことを公式サイトで発表した。

　現在18歳のムココは、ドルトムントのユースチームで活躍を見せ、2020年8月にトップチームデビュー。その後、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグの史上最年少出場記録を塗り替えるなど、これまで公式戦通算59試合出場で11ゴール8アシストを記録。さらにドイツ代表としても、FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにサプライズ選出され、日本代表との一戦でピッチに立った。

　そんな将来性溢れる“神童”には、リヴァプールやバルセロナなど多くのクラブが関心を寄せており、ドルトムントとの契約が2023年6月30日までとなっていたことも相まって、その去就に大きな注目が集まっていた。しかしムココは、メガクラブへのステップアップではなくドルトムントへの残留を決意。その理由として、「他のクラブからの関心はもちろん光栄に思うけど、最終的には心の決断だった。ファンはいつも僕のことをサポートしてくれるし、僕も彼らやクラブに何か恩返しをしたいんだ」と、改めてクラブへの愛を口にしている。