寒波襲来、自宅の備えチェックリスト 少ない衣類で暖かく過ごすコツ「レイヤリング」とは?

19

2023年01月24日 18:51  ITmedia NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia NEWS

国土交通省の発表資料

 今季最大の寒波がやってくる。強い冬型の気圧配置により1月24日から26日にかけ、日本海側を中心に警報級の大雪となり、太平洋側でも大雪や積雪となるところがあるという。普段は雪が積もらないエリアで積雪となれば混乱も予想される。



【その他の画像】



 国土交通省は大雪の地域に向けて「不要不急の外出」を避けるように呼びかけた。やむを得ず自動車を運転する場合でもスタッドレスタイヤなど冬用タイヤの装着やチェーンの携行、スタックした時のためにスコップや砂などを持っておくことを求めている。



 今回は雪があまり降らない場所から積雪量の多い地域までを想定し、寒波到来時の準備をチェックリスト形式で紹介したい。地元の注意報・警報などをチェックして必要な対策を判断してほしい。



●クルマはワイパーを上げる



 クルマのワイパーがフロントウインドウに張り付かないよう上げておく。降雪が見込まれる地域では、クルマの周りの雪を取り除くためにスコップが必要な場合もある。雪が積もってから買いに出ても売り切れているケースもあるため早めの準備を。カギやドアが凍って開かなくなる場合の対策などもチェックしておきたい。



●クルマの装備を確認



 積雪量が多い地域では、万が一路上で立ち往生した時のために防災アイテムを車に積んでおきたい。防災用ブランケットや毛布、水、食料、簡易トイレ、LEDライトやラジオなど数日しのげる内容が望ましい。バッテリー上がりも予想されるので、モバイルバッテリーとしても使えるジャンプスターターなどがあればなお良い。



●水道、蛇口の凍結防止



 気温が氷点下を下回ると水道管の中の水が凍り、水が出なくなったり、最悪の場合水道管が破裂したりする恐れがある。水栓やメーターボックス内の止水栓などの保温、お風呂の蛇口のみ少量の水を出し続けておくといった事前の対策が有効。



●燃料の確保



 ストーブ用の灯油、予備の灯油タンク、クルマのガソリンなどを満タンにしておく。



 カセットコンロのガスを買い足しておく。ガス缶1本で1時間程度使用できる。10本程度あると3日くらいはしのげる。発電機がある場合には試運転と燃料の確保も。



●停電への備え、モバイルバッテリーの充電



 懐中電灯、LEDランタンなどの準備。予備の乾電池なども液漏れがないか、使用期限が過ぎてないかチェック。



 モバイルバッテリーは予備も含めて家中のものをあらかじめ充電しておく。ポータブル電源などがある場合も同様に。



●ラジオを用意



 万が一、停電が長期化した場合に備えてラジオがあると安心。手回し充電ができるものならなお良し。



 停電になると、当初はスマートフォンが利用できたとしても、本体や基地局のバッテリーが切れて使えなくなることがある。時間の経過に伴いインターネットにアクセスする手段は失われていくものだ。



●当座の現金



 停電になったりすると、電子決済やカード決済ができなくなる恐れがある。その場合に備えて、当座の現金は持っておく。



●簡易トイレ(3日〜1週間分程度)



 水道管の破裂、停電で給水ポンプが動かないなどの場合、トイレが使用できなくなる恐れがある。震災ほどではないが障害起きたら復旧まで数日はかかる可能性がある。



●飲料、食料の備蓄



 積雪量の多い地域では重要。カップ麺や缶詰など日持ちのする食品を買いだめしておき、消費期限が迫っているものから消費していくローリングストックを普段から意識していれば、むりなく防災用の備蓄として活用できる。



●防寒着、毛布、カイロなどの用意



 衣類、毛布、防災用ブランケットなどをそろえる。ハクキンカイロなどの場合にはベンジンなどのオイルも備える。



 近年のアウトドアブームにより手頃の価格で性能の高い防寒着が購入できるようになった。最後にアウトドアでの寒さ対策でよく言われる「レイヤリング」(重ね着)という考え方を紹介しよう。



 レイヤリングの基本は、吸汗速乾のインナー、保温・断熱のミドルレイヤー、防風・防水のアウターの組み合わせを基本とし、なるべく少ない衣類で効率良く、暖かく過ごすというものだ。



 アウトドア用インナーはウールやナイロンなどの混紡で作られたものが、お手入れもしやすく耐久性があるのでオススメ。国産ではモンベルの「ジオライン」、ファイントラックの「ドライレイヤーウォーム」などが有名だ。



 ミドルレイヤーは、フリースやインナーダウンなど空気を溜め込むものを選ぶ。雪かきなどの汗をかく作業をする場合には、ダウンよりは起毛フリースなどのほうが水濡れに強い。化繊ダウンは、同じ厚さ、分量での保温力は羽毛ダウンに及ばないものの、水濡れに強いのがポイントだ。



 溜め込んだ温かい空気を逃さないのが、防風・防水のアウターだ。「ゴアテックス」などの防水透湿生地を使ったアウトドアウェアは水蒸気だけ通して暖かさは逃さない。



 一方、室内で着るなら防水機能は不要だ。ミドルレイヤーで保持している温かい空気を逃さないものなら問題ない。



 非常時のアイデアとして、新聞紙をくしゃくしゃに丸めて少し伸ばしたものを服の内側に入れてダウンのような効果を得るというものがある。とにかく空気が断熱材の代わりになるのでなるべく多くの空気の層をインナーとアウターの間に作ることを意識しよう。


このニュースに関するつぶやき

  • こういう時、アウトドア古参民強いよね。停電になっても、服はユニクロヒートテック+フリースとワークマンのアルミ蒸着。食料はマルタイが何本かあれば安心。
    • イイネ!2
    • コメント 6件

つぶやき一覧へ(10件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定