シルクロードSは「2021年以降の芝1200m」の種牡馬別成績で絞る。注目は、芝短距離で飛躍しそうな2頭

0

2023年01月27日 06:31  webスポルティーバ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

webスポルティーバ

写真

 1月29日(日)、中京競馬場で4歳以上馬によるG轡轡襯ロードS(芝1200m)が行なわれる。通常は京都で行なわれるが、今年は京都競馬場改修工事の関係で、2021、22年に続き中京競馬場で開催される。

 このレースを血統的視点から分析していきたい。今回は、シルクロードSが中京で変則開催されるようになった2021年以降の、JRA芝1200mの種牡馬別成績を参考に進めていこう。

 最多勝利数はロードカナロアの80勝(715戦)。以下、2位がダイワメジャーの43勝(435戦)、3位がビッグアーサーの23勝(187戦)と続く。ビッグアーサーはまだ2世代しか出走しておらず出走数も少ないが、勝率は12.3%で、ロードカナロアの11.3%、ダイワメジャーの9.9%を上回る。今後の芝短距離戦線でエース級の活躍が期待される種牡馬だ。

 今回は2頭のビッグアーサー産駒が登録しているが、オッズも高くなりそうなトウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)を上に見る。




 同馬は昨年11月のG卦阪杯(阪神・芝1200m)を、1分07秒2という好タイムで重賞初制覇。今回はそれ以来、約2カ月ぶりの出走となる。中京では昨年のG轡侫.襯灰鵤咫兵1400m)で1番人気に推されながら5着と敗れているが、左回りではクロッカスS(東京・芝1400m)を勝ち、G教王杯2歳S(東京・芝1400m)でも2着に入るなど苦にしていない。

 父ビッグアーサーは現役時代、今回と同じ中京・芝1200mで行なわれたG宜眈承楜念を1分06秒7のコースレコードで勝利。中京では1000万下特別を含め2戦2勝、産駒は中京・芝1200mで18戦3勝の成績だ。昨年12月にはビッグシーザーが、2歳オープンの中京2歳Sを勝つなど、徐々に適性の高さを見せ始めている。トウシンマカオも今回のシルクロードS、その先の高松宮記念でもいい走りを見せてほしい。

 もう1頭はマッドクール(牡4歳、栗東・池添学厩舎)に注目。父ダークエンジェルは2歳の英G汽潺疋襯僉璽S(芝6F)の勝ち馬。産駒は、2020年の全欧最優秀スプリンターであるバターシュを出すなど種牡馬としても成功している。日本では12頭が出走して8頭が勝ち上がるという高い勝ち上がり率を誇り、芝1200mでは47戦10勝(勝率21.3%)という好成績を残している。産駒の重賞出走はこれまで2回あり、馬券に絡んではいないが、得意とする芝1200mの重賞は初めてなだけに期待できそうだ。

 マッドクールはここまで、中京・芝1200mの2戦を含む4連勝中。前走の知立Sは好スタートからスッと好位につけ、直線に入り満を持して追い出されると、あっという間に抜け出して2着に1馬身半差をつけて完勝。着差以上の力の違いを感じさせる強い内容だった。今回が重賞初出走となるが、十分に通用しそうな走りだった。

しかもこのレースはハンデ戦で、実績馬は重い斤量を背負う馬が多く、マッドクールが前走と変わらない56kgで出走できるのは有利だ。短距離戦線の新星が、5連勝であっさり重賞初勝利を決める可能性も十分だろう。

 以上、今年のシルクロードSはビッグアーサー産駒トウシンマカオ、ダークエンジェル産駒マッドクールの2頭に期待する。

    ニュース設定