コロ・トゥーレ、初の監督経験はわずか2カ月で幕…未勝利のままウィガンが解任発表

　ウィガン（チャンピオンシップ／イングランド2部）は26日、コロ・トゥーレ監督の解任を発表した。

　K・トゥーレ氏は11月29日、開幕から不調に苦しんでいたウィガンの監督に就任。自身初の監督経験をスタートし、クラブとは2026年夏までの3年半契約を結んだ。しかしこれまでに指揮を執った9試合の結果は3分6敗と、1つも勝利をあげることができず。チャンピオンシップで最下位に沈むクラブは、わずか2カ月足らずでの解任を決断した。

　現在41歳のK・トゥーレ氏は、現役時代にアーセナル、マンチェスター・C、リヴァプールなどでDFとして活躍した。プレミアリーグでは通算354試合に出場し、アーセナル時代の2003−04シーズンには無敗優勝を達成。マンチェスター・Cでもリーグ優勝を経験し、さらに代表チームでは歴代2位の通算118キャップを刻み、FIFAワールドカップには3度出場した。

　引退後はコートジボワール代表のアシスタントコーチやセルティックのコーチを歴任。2019年2月からレスターのアシスタントコーチを務め、11月にはシーズン途中ながらウィガンの監督に就任していた。