バルベルデ監督、4シーズン連続の準決勝進出に喜び「大きな意味がある」

　26日に行われたコパ・デル・レイ（国王杯）・準々決勝でバレンシアに3−1で勝利したアスレティック・ビルバオを率いるエルネスト・バルベルデ監督が試合後、インタビューに応えた。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

　バルベルデ監督は「彼らは偉大なチームなので、ここに来て、このように勝つことは容易ではない。序盤は緊張からか、なかなか主導権を握ることができなかった。しかし我々は落ち着きを取り戻し、後半は幸運にも1−2にすることができた。後方で苦労することなく、さらに前進した。フィニッシュにも成功した、いい試合だった。我々にとっても、クラブにとっても、ファンにとっても大きな意味がある」と試合を振り返った。

　さらに準決勝に向けては、「我々は、国王杯が何を意味するのか知っている。今シーズンを前進させるものであり、今シーズンの成果を証明するものだ。何年も準決勝に進出するのは難しい。最も難しいのは常に優勝することであり、その意味で、我々はこの大会が始まったときから戦ってきたので、満足している。試合に集中したい」と力強く語った。

　この試合の勝利で準決勝へとコマを進めたアスレティック・ビルバオは、4シーズン連続の準決勝進出となる。なお、準決勝の組み合わせ抽選会は30日に行われ、第1戦が2月8〜9日、第2戦が3月1日〜2日にかけて開催される。