レヴァークーゼン移籍が噂も…レアルがラージョDFの買い戻しを検討？

　レヴァークーゼンへの移籍が噂されているラージョ・バジェカーノに所属するスペイン人DFフラン・ガルシアだが、その交渉にレアル・マドリードが待ったをかけたようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

　現在23歳のフラン・ガルシアは、レアル・マドリードの下部組織で育ち、2020年夏にラージョ・バジェカーノに期限付き移籍で加入。今シーズンから完全移籍となり、ここまでラ・リーガでは18試合に出場し2アシストを記録。ラ・リーガ屈指のサイドバックとして活躍している。

　そんなガルシアにはレヴァークーゼンが関心を示し、ラージョ・バジェカーノとの交渉が進展していることが明らかになっており、先日の報道ではレヴァークーゼンが1000万ユーロ（約14億円）の契約解除金を支払うことで両クラブは合意に近づいていることが報じられていた。

　しかし、今回の報道によると、ガルシアの買い戻しオプションを保持しているレアル・マドリードは、課題のあるサイドバックのポジションでプレーする同選手を完全に手放すことを避けるために、オプションを行使することを検討しているという。なお、ドイツ紙『キッカー』では買い戻しオプションは500万ユーロ（約7億円）と伝えられている。

　優先交渉権はレアル・マドリードにあるため、レヴァークーゼンへの移籍交渉は停滞しているようだが、果たしてガルシアは今シーズンの後半戦をどこでプレーすることになるのだろうか。