担任の先生に「あの子と同じクラスにしないでほしい」とお願いしたことある?実際行動した人の体験談

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2023年01月27日 17:41  ママスタジアム

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子どもの学校でおこなわれる担任の先生との面談。何を話せばいいのだろうと悩むママも多いのではないでしょうか。真面目な相談や訴えかけ、子どもの日々の様子やお友だち関係について聞いてみるなどが一般的かもしれませんね。

ママスタコミュニティにあるママから、こんな問いかけが寄せられました。
『担任に特定の子と同じクラスにしないでくださいってお願いしたことがある人っている?』
言いたいような言ってはいけないような、しかしわが子の穏やかな学校生活を死守するためには思い切って言うべきか……。悩ましい問題ですよね。相手のあることだからと慎重にならざるをえないこの状況。同じ悩みを抱えるママたちはどのようにしているのでしょう。

クラスメイトについて担任にお願いしたいママたち


『ある。そのおかげで離してもらえた』
『私はないけど、ママ友から「担任に言った」っていう話はチラホラ聞いたことがある』
クラスわけやクラスメイトとの関係などは、なんとなく言いにくい話題のように思えます。しかしママたちのコメントをみる限り、特定の子と同じクラスにしないでほしいと担任に伝えた経験があるママは少なくないようです。
『学校の先生をしていた頃、学年に1人は言ってくる人がいたよ』
なかには元学校の先生をされていたママからの声も。ただし、こちらのママがいう「学年に1人」という数字が多いのか少ないのかは、受け取り方次第で変わるかもしれませんね。

学校のクラスわけに希望を出したい理由

『あるよ、うちの子をイジメてきた子。でも学年に2クラスしかない小学校だったから、あまり意味がなくて結局不登校になってしまった』
『はっきりと言ったわけではないけど、この子とトラブルになって困っているみたいに話をしたことならある。そのせいか、翌年から同じクラスになることはなかった』
ママたちがムリを承知でも思い切って担任にお願いする背景には、子どもが抱えている問題を解決したいという思いがあるようです。

いじめやトラブルなどの問題解決に対し、クラスをわけるなどで距離を取らせることは根本的な解決にはなりにくいでしょう。しかし物理的な距離を取ることで、解決の糸口につながったり、子ども自身が学校へ行きやすくなったりする可能性もありますので、訴えかけることも大切かもしれません。

トラブル回避?事前に聞かれるケースもある

『中2のときの担任から、「クラスを同じにしてほしくない人はいますか?」と聞かれたことがある』
『うちの子が通う小学校は、何年か前に学級崩壊しそうなほどのイジメが起こったらしく、三学期の個人面談で全員に聞くらしい。全員に聞くから希望通りにはいかない場合もある前提だけど』
学校側としても、トラブルの芽は事前に摘んでおきたいという考えなのでしょうか。ママたちが担任に相談をする前に、事前にクラスわけでの希望を確認する学校もあるようです。
『担任に伝えたら「すみません、要望に答えられますとは言えないんですよ」と言われたけど、ほぼ要望通りになった。学校側もトラブルを避けたいんだろうね』
ママたちからの要望や相談に、学校側もすべて応えられればいいのですが、なかなかそうもいきませんよね。しかし内容が内容ですから、学校側も決してないがしろにはしないでしょう。ママたちの話をしっかり踏まえつつクラスでの様子を確認し、できるかぎりの配慮をしてくれるのかもしれません。

わかっていながらトラブルの芽を放置してしまうことは、学校側にも不利益が生じてしまうはず。事前にトラブルが起こらないように手を打つことは、ママにとっても学校にとっても大事なことですよね。

伝えるときは言い方に気をつける

『「相手が悪いから離してほしい」じゃなくて、「うちの子も未熟なので、相手のお子さんと一度距離を置かせてください。お互い、人との付き合い方を学んだうえで、将来仲よくできる日がきたら嬉しいです」って感じのほうが、先生も「わかりました」って言いやすいと思うよ。私はそう言ってお願いした』
ただ単に「あの子とはクラスを一緒にしないでください!」と一方的に詰め寄るのではなく、丁寧に理由を説明し、クラスをわけることでどのように子どもたちへの変化が起こるかを話すことも必要かもしれません。必要性をきちんと訴えかけられれば、希望が通る可能性もアップするかもしれないので、希望を伝えたい場合は、ぜひ伝え方や言葉選びにも注意してみるとよさそうです。

本当に必要なことならばしっかり伝えよう



子どもの世界のほぼすべてとなる学校のクラス。小さなコミュニティであるからこそ、いじめやトラブルなどが起こってしまうと、子どもたちは逃げ場を失い、苦しい思いをしてしまうでしょう。そう考えると、トラブルになっている相手とわが子のクラスを離してほしいと訴えかけることは必要なことなのかもしれません。しかしそれはあくまでひとつの手段であって、万能ではないと思っておくことも必要です。

また「親が先回りをしてトラブルを排除すると子どもの成長を妨げてしまうかもしれない」と、迷ってしまうこともあるでしょう。そのときは、しっかりと子どもの様子を確認したり話の聞き取りをおこなったりしながら、担任への訴えかけは本当に必要かどうかを見極めてみてくださいね。

文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・善哉あん

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  • どんなクラスでも、合う合わないは出るもんだ。時にはクラスや学年を跨ぐ。イジメってやつは。我慢してまで居ることは無い。
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