前回からの続き。「妻の飯がマズくて離婚したい」でひと悶着あったミナミさんとアツシさんご夫婦。すったもんだの末、互いに歩み寄ることができ、家族全員が笑顔になる結末を迎えました。しかし大人は解決しても、実際にミナミさんの作る「家庭の味」を「そういうものだ」と思って育った子どもたちは、どのような気持ちの変化を遂げたのでしょうか。長女の「ナギサ」ちゃんは小学1年生。「ママ」であるミナミさんを手本としてスクスク育っている様子です。そう、かつてミナミさんが実母の背中を見て学んだ「母としての姿」が、今ここでも繰り返されてしまっているのです……。
※本記事は書籍『妻の飯がマズくて離婚したい』から一部抜粋・編集しています。
第6話 ウチの味噌汁
【編集部コメント】
じゃがいもを沸騰したお湯からゴロンと茹でるとは、それは本当に「時短」になるのでしょうか……? いろいろ突っ込みどころが満載ですが、とりあえずナギサちゃんが目の前の料理に「愛情がこもっているのか」疑問をもてたことは、ひとつの成長なのかもしれません。「よっちゃんの言葉」はしっかりと心に残っていたのですね。
【第7話】へ続く。
|
|