本田圭佑、Twitterでの“暴論連発”が物議! サッカー関係者・ファンを落胆させた「3つの発言」

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2023年01月27日 19:10  週刊女性PRIME

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本田圭佑(2018年5月)

 自身“4度目”のワールドカップを選手としてではなく、“解説者”として臨んだ本田圭佑。「俺がラインズマンやろか?」などの名言(迷言)も飛び出すなど、“解説者・本田圭佑”としてサッカーファンのみならずから高い評価を集めた。
 
「くだけた言葉で笑いもあり、かつ選手らしく熱く、また解説者らしく戦術についても語るなど、昨年のワールドカップカタール大会で、これまで以上に人気を集めた格好となっています。それもあってかSNSなどでの“発信”も非常に多くなり、かつ“強い”ものになっている印象です」(サッカーライター)
 
 以下はここ最近の本田のTwitterや取材時に述べてきた弁だ。

物言いの“矛先”はサッカー以外にも及んで

「(高校サッカーについて)個で見ると、なかなかいい選手いる。ただ偉そうなことを言わせてもらうと、戦術面はちょっとひどいなと思う部分は多かった。これを話し始めるとライセンス問題、指導者の問題に行き着く」
 
「(サッカーの指導者ライセンスについて)取らずに進めていけたらと思っている。ライセンス問題の考え方は、なくてもいいとはっきり言える。日本サッカー協会、FIFA(国際サッカー連盟)にも言い続けている」
 
「Jリーグ。サッカークラブに企業名を入れられるようにするべき」

 
“矛先”は自身が最も詳しいサッカー以外にも及ぶ。
 
「野球。セ・リーグとパ・リーグのシャッフル案が出てるけど、もちろん賛成。でも野球界が本当に変えるべきは、降格&昇格制度を導入すること」

「ラーメン屋。あの美味さで730円は安すぎる。もうちょっと値上げするべき。ってか色んな業界がもう少し値上げするべき。高すぎるか安すぎるかの両極になり過ぎ。次ラーメン食うときは2000円支払います。必ず」

「コンビニ。カードで支払って商品がそのままやったので、袋入れてもらっていいですか?ってお願いして3円を再度カードで支払い。なんやろうな、これって僕が悪い?笑 最初の決済のときに袋いりますか?って聞いてくれればよくない?袋持ってなさそうな雰囲気を感じとってw」

  本田の肩書は今でも“選手”である。であるのだが、'21年に在籍したリトアニアのクラブ以降、選手としての契約はなく、昨年はプレー自体していない。

「指導者として'18年からカンボジア代表の“実質監督”を務めてきましたが、年初に退任が発表されました。本田さんは“チャレンジ”し続けることを信条とし、サッカー界でも、サッカー以外の実業家としても、様々な活動をしていますが、現状“選手”以外で目に見えた“実績”はないと言っていい。実質的なオーナーとして、プロクラブ、ユースチーム、サッカースクールがありますが、クラブとしての“結果”としても、選手育成としても結果は出ておらず、本田さんは海外クラブ運営から撤退しています」(前出・サッカーライター)

 しかし、ワールドカップ通算4得点など選手としての実績ゆえか、依然サッカー界で最も影響力・発言力があると言っていい本田。前出の彼の発言はそのすべてがネットニュースとなり、話題を呼んでいる。まるでお笑い界の松本人志のように。ただ、サッカーファンの多くは冷ややかな目で見ているようだ。

サッカーファンに虚しく響く発言は

「日本のサッカー指導者ライセンスであったり、Jリーグのチーム名に企業名を入れることであったり、本田さんは強い言葉で疑問を呈していますが、昔から何度も何度も議論されてきたことで、結果、今があるというものが多い。もちろん議論すること自体は良いことだと思いますし、議論の余地がある話でもあると思いますが……。

 特に指導者ライセンスについては、基本どの国であってもライセンス制度があり、どんな有名選手でもその手順を踏んでいるわけで、“ライセンスがなくても誰でも監督になれるようにするべき”という本田さんの意見は少々暴論に聞こえます。

 ましてや本田さんとともにワールドカップなどを戦った内田篤人さんや中村憲剛さんといった元有名選手たちは地道に制度を踏んで、着実に指導者ライセンスの取得を進めています。そのなかで片手間に現役をやっているような状態で発言してもサッカーファンには虚しく響くでしょう。ほとんどプレーしていないここ数年でライセンス取得に臨んでいれば、内田さんや中村さんと同じような状況になっていたでしょうから」(同・サッカーライター)

 また、“現場”からも不満の声が。ある高校サッカー部の指導者は以下のように本田の発言に苦言を呈す。

高校サッカー自体、またその指導者たちに問題があるという発言がありました。もちろん“世界レベルの指導・戦術をしているのか”などと言われたら返す言葉はないかもしれませんが、高校サッカーの指導者の多くは当然ながら選手のために一生懸命努力し、勉強して指導にあたっています。今は地域の中学生年代のクラブと連携して6年間をかけて育成する高校も多く、大昔の高校サッカーのイメージである“とにかく勝つためだけに”という姿勢で指導している人は少ない。

 しかし、あれだけ影響力のある人が高校サッカーの指導者を十把ひとからげにしたように“問題がある”などと発言してしまうと、それに対して不満を持つ指導者も多いのではないかと思います。それは双方にとって良くないのではないでしょうか。また、ネガティブな発言をするなら、具体性をもって指摘してもらいたいと思ってしまいます……」(高校サッカー部の指導者)

 選手としては華麗なる実績がある本田。その存在感はTwitter以外で見せてもらいたいものだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

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