中盤補強を検討のアーセナル、スビメンディに関心も…ソシエダは約85億円を要求か

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2023年01月27日 20:12  サッカーキング

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レアル・ソシエダで活躍中のスビメンディ [写真]=Getty Images
 アーセナルがレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFマルティン・スビメンディに関心を寄せているようだ。26日、イギリス紙『タイムズ』が伝えている。

 今冬の移籍市場でベルギー代表FWレアンドロ・トロサールとポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの2選手を獲得し戦力を拡充したアーセナル。しかし、ミケル・アルテタ監督はじめとしたクラブ幹部は今冬のさらなる補強を検討しており、とりわけ中盤の補強を望んでいると伝えられている。エジプト代表MFモハメド・エルネニーがひざを負傷した影響もあり、同クラブは現在獲得候補のリストアップを急いでいるようだ。

 アルテタ監督はガーナ代表MFトーマス・パルティとスイス代表MFグラニト・ジャカのバックアッパーとなりつつ、競争相手にもなり得るような選手の獲得を望んでいるという。すでにエヴァートン所属のベルギー代表MFアマドゥ・オナナとユヴェントス所属のアメリカ代表MFウェストン・マッケニーの名前が浮上していたが、レアル・ソシエダの中盤で存在感を放つスビメンディにも関心を寄せているようだ。

 報道によると、アーセナルはレアル・ソシエダに今冬のスビメンディ獲得について問い合わせを行った模様。しかし、レアル・ソシエダ側は今冬に同選手を放出する意思はなく、仮に獲得を望む場合は6000万ユーロ(約85億円)に設定された放出条項の支払いを要求するとアーセナル側に伝達したと伝えられている。

 現在23歳のスビメンディは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。レアル・ソシエダの下部組織で育成年代を過ごし、2020年9月にトップチーム昇格を果たした。今シーズンはここまで公式戦23試合に出場し1ゴール3アシストをマーク。安定感あるプレーでラ・リーガ3位に付ける好調のチームを牽引している。

 なお、アーセナルはブライトン所属のエクアドル代表MFモイセス・カイセドの動向も注視しているという。果たして中盤の補強を望むアーセナルは、残りわずかとなった今冬の移籍市場でどのような動きに出るのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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