マンチェスター・Cの本拠地『エティハド・スタジアム』で行われた一戦では、両チームとも戦力を調整しつつ、主力選手も起用。マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネやノルウェー代表FWアーリング・ハーランドらを先発させ、アーセナルのミケル・アルテタ監督もガーナ代表MFトーマス・パルティやイングランド代表FWブカヨ・サカらをスターティングメンバーに組み込んだ。また、日本代表DF冨安健洋も、先発に名を連ねた。
前半5分、冨安に決定機が訪れる。ペナルティエリア内に侵入したベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが中央に折り返すと、走り込んだ冨安が強烈なボレーシュートを放つ。しかし、このシュートはドイツ人GKシュテファン・オルテガにセーブされた。9分には、マンチェスター・Cにもチャンス到来。アメリカ代表GKマット・ターナーが飛び出した隙を見逃さず、ハーランドがオーバーヘッドでゴールを狙った。試合開始早々から、両チームともにテンション高く先制点を目指した。
スコアレスで迎えた後半、ゴールをこじ開けたのはマンチェスター・Cだった。64分、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュがペナルティエリア内で粘ってから後方にボールを戻すと、フォローに入っていたオランダ代表DFナタン・アケが右足でシュートを流し込んだ。冨安はグリーリッシュの進路を防ぐ好対応を見せたが、アケがフリーになっていた。
その後、両チームともにスコアを動かすことはできず、マンチェスター・Cが1−0で勝利。この結果により、マンチェスター・Cが5回戦進出を決めている。
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マンチェスター・C 1−0 アーセナル
【得点者】
1−0 64分 ナタン・アケ（マンチェスター・C）
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