アルテタ監督、途中交代MFトーマスの状況について説明…「リスクを冒したくなかった」

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2023年01月28日 15:25  サッカーキング

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HTで途中交代となったトーマス(中央) [写真]=Getty Images
 アーセナルのミケル・アルテタ監督が27日、ガーナ代表MFトーマス・パルティの状況について、クラブ公式のインタビューで説明した。

 同日、アーセナルはFAカップ4回戦でマンチェスター・Cと対戦。序盤から一進一退の攻防を繰り広げたが、64分にオランダ代表DFナタン・アケに決められ、そのまま試合は終了。3年ぶり史上最多を更新する15回目の優勝を狙ったが、残念ながらマンチェスターの地で敗退という結果に終わった。

 アルテタ監督は試合のインタビューに対応。ハーフタイムで交代したトーマスの状況について尋ねられ、以下の通り答えた。

「彼が何か違和感を持ち、我々はリスクを冒したくなかったので、プレーを続けることが出来なかった。いくらか肋骨に不快感を持っており、それがますます悪化していった。プレーの継続が良いものではなかった」

「明日にも、MRIスキャンを受診し、彼がどのような状況か確認する必要がある。現時点ではモー(エジプト代表MFモハメド・エルネニー)の離脱もある。サンビ(この試合途中から出場したベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ)は良くやっていたと思う。選手の数はいる。トーマスが大きな影響力を持っているのは事実で、重大な個性を持っているし、我々にとって重要な選手だが、後半は彼が居なかった」

 また、27日に移籍金6000万ポンド(約96億円)でオファーを提示したと報じられ、トーマスと同じポジションをこなせるブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドについて問われると、「何かが行われるまで、自分はどの選手についてもコメントしないし、これはこれからも続ける。申し訳ない」と明言を避けた。

トーマスは今季の全公式戦で17試合に先発出場。同選手をスタートから起用して敗れたのは、このマンC戦が今季初だった。アーセナルに欠かせぬ柱として君臨する男の離脱は、何としても避けなければならない事態だが、検査結果は果たして。

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