170年の歴史を持つパブが思わぬ被害に(画像は『BBC 2023年1月23日付「Lincoln chef released jar of cockroaches in pub kitchen」』のスクリーンショット)イギリスのパブで働くシェフが昨年10月、休日手当の未払いに腹を立てて仕事場のキッチンにゴキブリを20匹放った。この影響でレストランは閉店を余儀なくされ、害虫駆除業者への依頼費用など合計22000ポンド(約356万円)の損害が発生していた。そして今年1月に行われた裁判で、ゴキブリを放ったシェフに2年間の執行猶予付きで17か月の実刑判決が言い渡されたという。英国の公共放送『BBC』などが伝えている。
英リンカンシャー州リンカーンにあるパブ「Royal William IV」でシェフとして働いていたトム・ウィリアムズ(Tom Williams、25)は昨年10月11日、退職するにあたり休日手当の未払いについて上司と揉めていた。上司は100ポンド(約1万6千円)を支払うと申し出たがトムはこの金額に納得できず、「ゴキブリ爆弾をお見舞いしてやる」と上司を脅したという。
画像は『BBC 2023年1月23日付「Lincoln chef released jar of cockroaches in pub kitchen」』『LADbible 2023年1月24日付「Chef releases 20 cockroaches into restaurant kitchen after fight over unpaid holiday pay」(Credit: Royal William IV)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 iruy)