トッテナムがついにペドロ・ポロ獲得でスポルティングと合意か…すでにロンドン入りとも

　トッテナムは、スポルティングに所属するスペイン代表DFペドロ・ポロの獲得が間近に迫っているようだ。28日、移籍市場に詳しい記者のファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『Twitter』で伝えている。

　トッテナムは今冬の移籍市場で右ウイングバックの補強を目指しており、早くからその最優先ターゲットとなっていたのがポロだ。スポルティングはポロの売却に対して消極的な姿勢で、契約解除金4500万ユーロ（約63億円）の支払いを一貫して求めており、交渉は長い時間を要していた。しかし移籍市場のクローズも迫ってきたなか、ついに両クラブは合意に達したようだ。

　ポロは28日、スポルティングの一員としてポルトとのリーグ・カップ決勝にフル出場。スポルティングは0−2と敗れたが、そのセレモニーの後にポロはピッチ上で足を止め、スタンドのファンから歓声を受けつつ、別れを告げるように手を叩く姿が見られた。ロマーノ氏によると、この試合の直後にロンドンへと渡り、29日にメディカルチェックと契約へのサインを行うようだ。

　現在23歳のポロは2019年夏にジローナからマンチェスター・Cへと完全移籍。2019−20シーズンはバジャドリードに、20−21シーズンと21−22シーズンは2季連続でスポルティングに期限付き移籍した。2022年夏にスポルティングが買い取りオプションを行使し、2025年6月30日までの契約を締結。同クラブではこれまで公式戦通算97試合に出場し、12ゴールをあげている。

　マンチェスター・Cでの公式戦出場は1度もないが、スポルティングがポロを他クラブに売却した場合、その移籍金の30パーセントをマンチェスター・Cが受け取る契約になっているという。