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■ 金上大佑（別冊マーガレット編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「天使だったらよかった」中河友里
金上氏コメント：「傷つけない笑い」の時代に「毒舌漫才」が輝いたように、「傷つけない恋愛」の時代にも「傷つきまくる恋愛」が支持されるのを証明した、2022年の別マ屈指のベストセラー。
事故に遭った片思い相手を献身的に看病をしていた女子高生・夏瑚（かこ）は、親友と思っていた憂奈（ういな）の裏切りで、恋も友情もすべて失い、校内でも孤立する。そこに、夏瑚の復讐の背中を押すミステリアスな美形男子があらわれて──。
フィクションだからこそ味わいたい恋と友情と裏切りと復讐と救済のジェットコースター。特に十代読者に圧倒的支持を受けた作品です。ぜひ。
■ 川窪慎太郎（週刊少年マガジン編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「ガチアクタ」裏那圭
川窪氏コメント：僕の担当作でもあります。本当は編集長就任後は担当を持たないつもりでした。でも、この唯一無二のバトルアクションがどこまで凄い作品になるのか、その行く末を近くで見たくて担当を続けています。そう思わせてくれる作家であり作品です。
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□ 「ミワさんなりすます」青木U平
菊池氏コメント：敬愛する国民的俳優にして超イケオジ・八海崇の家政婦に「なりすます」ことになった映画マニアのフリーター・久保田ミワ。「推し」と一つ屋根の下で、同じ空気を吸いながら「なりすまし家政婦」として働く、幸せと苦悩の日々…何と言っても、罪悪感を抱えながら、それでも誠実に生きようとするミワさんの、ちょっと天然なキャラが魅力的です!! そんなキャラのせいでしょうか…作品全体を不思議なドキドキ感が包んでもいます。ミステリーのようなコメディーのような…今もっともワクワクさせてくれる漫画です！
■ 北原恵（Palcyチーム長）の2022年イチオシマンガ
□ 「恋ヶ窪くんにはじめてを奪われました」美麻りん
北原氏コメント：恋ヶ窪亜蓮──。仕事もできるうえにコミュ力も高く、全てがキラキラハイスペで陽キャな恋ヶ窪くんのことを「チャラいんでしょ」とちょっと疑っていました。全力で謝ります。ごめんなさい！ 恋愛を避けて趣味に生きるこじらせOLの主人公・瑛子が恋ヶ窪くんから恋愛を教えてもらうことになるのですが、どんな時も瑛子に優しく寄り添ってくれる恋ヶ窪くんにキュンキュンとニヤニヤが止まりません!! 瑛子だけでなく読者のはじめてをも奪っていく恋ヶ窪くんに、ぜひ癒やされてください！
■ 君島彩子（月刊コミックZERO-SUM編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「神作家・紫式部のありえない日々」D・キッサン
君島氏コメント：夫を失ったことがきっかけで、悲しみを癒すべく創作活動に打ち込む紫式部。作品は徐々に人々に知れ渡り、彼女は「神作家」と呼ばれ…という、自身の生涯を追った物語。と言うと、かたいお話を想像してしまう人もいそうなのですが、真逆の笑えて楽しいお話です。この作品の魅力はいっぱいあるのですが、とにかく登場人物がいいんですよ。「こんな人、友達にいる！」と、つっこみたくなる人物も多くて、一緒に宮仕えしたいと思えてしまうのです。平安自体独特の雰囲気が味わえて、親近感も感じることのできるすごい作品です。
■ 木村歩未（月刊オフィスユー編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「かろりのつやごと」小田ゆうあ
木村氏コメント：応援したくなる恋がここにあります。「こんな私でも恋をしていいの？」自分に自信が持てなくて、恋から遠ざかっている。主人公・かろりは、まさにそんな女性。天真爛漫な年下男子・青井くんに恋したことで、かろりの世界は変わり始めますが、恋はもちろん楽しいばかりではなくて…。でも、このかろり、本当に素敵な女性なんです。物腰は柔らかで所作が綺麗。何より、慣れない恋に悩みながらもライバルの女の子まで思いやる、そんな優しさに溢れています。もう、かろりの恋から目が離せません。絶対に叶ってほしい大人の初恋物語です。
■ 窪田健一（月刊ガンガンJOKER編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「事情を知らない転校生がグイグイくる。」川村拓
窪田氏コメント：席替えや体育祭、夏休みに友達とばったり会ったこと。小学生の頃はそんな些細な出来事が大事件だったはず。忘れていた当時の感覚をふと思い出させてくれるハートフルストーリーです。クラスメイトにからかわれている少女・西村さんに、グイグイ話しかけてくる転校生の高田くんはどこかの小学校にいそうな男の子で、だけどその素直さはとびきりのファンタジーでもあります。大人になって日々の生活に追われる私たちが見たいものは、案外そんな小さな奇跡なのかもしれません。
■ 小泉浩志（月刊ビッグガンガン編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」地主
小泉氏コメント：「次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門第1位」等、数々の賞で入賞している2022年を代表する作品の一つです。スーパーの店員・山田を密かに推す社畜中年・佐々木が、店裏の喫煙所で出会ったのは田山という女性。二人は夜ごと喫煙所で話すようになるのですが、田山と山田には秘密が…。年離れた男女の喫煙所でのやり取りにはほっこりしたり、キュンとしたり。限定された状況で毎話様々に読者を魅了する地主先生の力量に感嘆！ 本作と「ロクレイ-天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記-」を弊誌に同時連載中で、多作ぶりにも驚きです。
■ 河野謙一（ガンガンONLINE編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「推しが兄になりました」隈浪さえ
河野氏コメント：親の再婚で、大人気現役高校生モデルの月夜ノアがいきなり兄に。そして一緒に暮らすことに。塩対応で有名なノアなのに、なぜか自分にだけは神対応で…!? 誰もが夢見る永遠の定番シチュエーション・同居コメディを隈浪さえ先生が、ポジティブで素敵な作品に仕上げてくれています。元気が欲しい時に読んでいただきたい作品です。スマッシュヒットの前作「殺し屋だって見守りたい」、原作を手掛けた「幼なじみが過保護すぎてツライ」も要注目です！
■ 河野万里子（ココハナ編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「1日2回」いくえみ綾
河野氏コメント：れみは夫と死別した39歳。ある日、幼馴染の季（とき）が離婚して隣家に戻ってきます。れみの夫であり季の親友でもあった忠の思い出が、ふたりを不思議な絆で結んでいて──。恋のような愛のような情のような慈しみのような、人間同士の関係は簡単には表現できない、曖昧な優しさでできているのだと気づかされます。自分が費やしてきた時間、去ってしまった人の思い出、誰もが小さな寂しさを抱えながら、他者とともに生きている。辛いこともあるけれど、年を重ねるって温かいものだな、としみじみ思える傑作です。
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□ 「パーフェクト・ドミネーション」横山もよ
河野氏コメント：支配する性“Dom”と支配されたい性“Sub”が存在する世界。大学生になって“Sub”と診断された千草は、欲求が満たされず体調が悪くなったところを隣に住む先輩・留司に助けられます。“Dom”である留司を前に発情を抑えられない千草は──？ BLの人気設定を少女漫画に持ち込んだ斬新な一作。プレイによって危ういバランスを保つふたりだけど、その根底では純粋に相手を想う気持ちが育っていき、「愛とは何か」という究極のテーマを突き詰めていきます。支配・被支配という関係を超えてふたりは結ばれるのか、「体感するときめき」を是非、楽しんでください。
■ 小山芳弘（マンガクロス編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「隣のお姉さんが好き」藤近小梅
小山氏コメント：「きれいなお姉さんは好きですか？」なんてCMがありましたが、この質問に「YES！」と答えない男子なんていませんよね？ この作品の主人公・たーくんこと次原佑もその一人。映画好きな隣のお姉さん・心愛さんが気になって、一緒に映画を見ることに。でも、ミステリアスな心愛さんは、思っていたより面倒くさくて、けどそこがもっと好きになって…。中2の佑と高2の心愛、ふたりの仲は深まるのか…？ 年上の女性にあこがれた経験のある人には特におすすめの新感覚ラブコメです！
■ 斉藤佳世子（コミックビーズログ編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「結界師の一輪華」おだやか、クレハ、ボダックス
斉藤氏コメント：優秀な双子の姉と比べられ、虐げられていた「不憫」なヒロインが、本家の若き新当主に見染められ「契約結婚」を期に本当の自分の姿を解放していく──この一見王道なストーリーを新鮮に読ませてくれるのは魅力的で人間味溢れるキャラクター達。
ヒロインの華は生い立ちのせいか「安定したお一人様暮らし」を目指して堅実に生きる女子高生、相手役の朔も普段は凛々しい当主ながら可愛らしいところがあったりとギャップ満載。
Web広告でバズり話題沸騰の当作品、是非一度手に取ってみてください。
■ 齋藤功衛（月刊ミステリーボニータ編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ
齋藤氏コメント：「このマンガがすごい！2023」オンナ編第1位ほか、各まんが賞ランクインの話題作です。13世紀、モンゴル帝国にすべてを蹂躙された奴隷少女・ファーティマが“知”と“理”を武器に闘い抜くこの物語は、あまねく読者の心を熱くさせます。特徴的な絵で生き生きと描かれる登場人物たち、質量を持ったセリフまわし、抑制が効きつつも劇的な演出は、この作品世界に深く高く没入させてくれます。そして自ら考え、問いを立てて答えを導き出すことの大切さを教えてくれます。待望の2巻は2月16日発売。物語ははじまったばかりです。あなたも是非。
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□ 「桜のような僕の恋人」加藤朱々、宇山圭佑
齋藤氏コメント：原作小説が累計72万部突破、Netflixで映画化もされた大人気小説のコミカライズ作品。
春に始まったピュアで奥手な二人の恋が、季節の移り変わりとともに愛へと変わる頃、衝撃の事実と共に切ないドラマへと突入。再び会えることを信じて現実と向き合い、強く前に進む主人公たちのキラキラと輝きながら生きる姿と、彼らを支える周囲の人々の優しさに大きく心を動かされる感動ドラマの連続…今最も「泣ける」ラブストーリー、是非桜の花の咲く頃に手に取っていただきたいです！
■ 櫻井淳（週刊漫画ゴラク副編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「撲殺ピンク〜性犯罪者処刑人〜」山本晃司
櫻井氏コメント：日本文芸社公式アプリ「マンガTOP」から、この“超刺激作”をおススメします！
復讐系、スカッと系、グロ系が好きな方は、是非！
性犯罪者、通称《ピンク》を撲殺するために、暗躍する若き復讐者たちのお話――
ショッキングな内容ですが、テーマとは裏腹に、主人公たちは光へと向かい、またチャーミングで魅力的なキャラクターが続々登場します。
女性からの支持もすごく高いのがこの作品の特徴です！ 復讐、被害者の救い、そして家族の物語。
一度読んだら目が離せない!! 電子コミックを中心にブレイク中の本作、必見です！
■ 佐藤一哉（LaLa編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「帝国の恋嫁」可歌まと
佐藤氏コメント：LaLa、LaLa DX共、異世界転生作品がヒット中！ LaLaからは「狼陛下の花嫁」の可歌まと先生による「帝国の恋嫁」。前世で読んでいた小説の悪役妃に転生したリリエル。皇太子ルディウスとの円満離婚を目指すが!? 「狼陛下」に通ずる可歌先生節のモダモダが味わえます♥
■ 佐藤一哉（LaLa DX編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「土かぶりのエレナ姫」晴海ひつじ
佐藤氏コメント：LaLa DXからは「斎王寺兄弟に困らされるのも悪くない」の晴海ひつじ先生による「土かぶりのエレナ姫」。晴海先生の繊細なタッチで描かれる異世界転生×農業×ロマンス…の新感覚転生農業ファンタジーが今話題！ 転生ものの中で、どちらもLaLaらしさもある注目作です！
■ 信田敬介（月刊少年チャンピオン編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」久世蘭
信田氏コメント：自分的AVアワードは去年に続いてMINAMOちゃんに決まりなのですが、漫画界での可愛い女子ランキングの頂点はこちらも2年連続、川井モナちゃんなのであります。圧倒的ビジュアル。且つ、中身はとんでもなくウブ。童貞男子の理想！ 昨今は暴露配信や週刊誌報道で可愛い子の裏側のリアルを知ってしまうワタクシ、辛うじて過酷な東京砂漠で立っていられるのはモナちゃんを信じているからなのであります。アラフィフのくせに可哀想とか言わないで。そんなジジイの活力にもなれるのが漫画の力。ヒロインのパワー。モナちゃん、最高！
■ 清水真之（アワーズGH編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「マタギガンナー」Juan Albarran、藤本正二
清水氏コメント：祖父母がガンプラを作る時代、「マタギ」おじいちゃんがFPSに手を出したらどうなるか？
という古さと新しさが見事に融合を果たした本作、キル数・デス数が当たり前のように飛び交う舞台で殺らなきゃ殺られる世界で生きてきた主人公・山野仁成のマタギスキルが炸裂する物語なわけですが、ゲーム世界の「あるある」が小憎らしくちりばめられた事で読者の共感を呼び、それを「マタギ」の常識でぶち壊していく爽快感が心地よく、毎週楽しみにしております。
描き手の異色タッグも目を引きましたが、1巻発売後の実写広告の再現度も高く、パッケージングもお見事でした。
■ 下村裕一（月刊少年ガンガン編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「黄泉のツガイ」荒川弘
下村氏コメント：「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘による待望の最新作は、とある山奥を舞台に物語が始まります。主人公の少年ユルと双子の妹のアサ。しかし何故か妹のアサは村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしています。それはまるで幽閉されているようで…!? この村には不自然な謎と隠された秘密がある!! 第一話で明かされる秘密には誰もが驚くでしょう。荒川弘が新たに挑む「未曾有のツガイバトル」怒涛の展開から目が離せません!!
■ 末永雅弘（まんがタイムきららデスク）の2022年イチオシマンガ
□ 「星屑テレパス」大熊らすこ
末永氏コメント：「その出会いは、私の心を打ち抜いた──」。宇宙を夢見る内気な少女・海果が、記憶喪失の宇宙人・ユウと出会うところから物語は始まります。二人は一緒に宇宙を目指すことになりますが、当然簡単にはいかず色々な壁にぶつかります。始めは泣いてばかりの海果も最新刊では…？ どこまでも真っすぐな青春譚と透明感溢れる美麗な作画で読み応え抜群です！ しかし本作を語る上で外せないのは何といっても「おでこぱしー」。こちらは説明するよりも実際に読んでもらった方が魅力が伝わるはず！ TVアニメ化も決定している大注目の4コマ作品です!!
■ 鈴木海斗（comic POOL編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「悪役令嬢の中の人〜断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします〜」白梅ナズナ、まきぶろ、紫真依
鈴木氏コメント：原作のまきぶろ先生の斬新な設定に、漫画の白梅ナズナ先生の鮮烈な絵と表現があわさってとんでもないエネルギーを放っている作品です。悪役令嬢・レミリアの悪い顔が痺れるほどかっこよく、ゲーム上の正ヒロイン・ピナのゲス顔が、気持ちいいくらい腹が立つ。お話としては復讐劇で、画面からも執念が渦巻いているのに、こんなにも美しいお話に感じてしまうのは、エミを想うレミリアの愛に惹かれた制作メンバー陣の純度の高い熱量があってこそ。毎回ネームを読むたびに、作品が持つほとばしるパワーに驚かされてしまいます。
■ 鈴木一司（ヤングマガジン編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「税金で買った本」系山冏、ずいの
鈴木氏コメント：これまでありそうでなかった図書館お仕事コメディ。ヤンマガ読者と相性の悪そうなこの作品、実は読者人気もとても高いです。ただのほのぼのお仕事コメディではありません。図書館職員の抱える問題点や、やたらリアルな迷惑利用者への対処などグッと心に突き刺さる部分もあったりして、想像以上に振れ幅の大きい作品です。出てくるキャラクターたちもそれぞれ個性的なのですが、めちゃくちゃリアリティがあって魅力的。基本的に短いエピソードでまとまっているので読みやすさ、入りやすさもピカイチの作品です。だまされたと思って一度読んでみてください！
■ 鈴木直之（good!アフタヌーン編集チーフ）の2022年イチオシマンガ
□ 「異世界車中泊物語 アウトランナーPHEV」灯まりも、芳賀概夢
鈴木氏コメント：アフタヌーンレーベルでおそらく初となる「異世界モノ」です。いわゆる“俺TUEEE”な異世界無双ではなく、現実と向き合うお仕事マンガとしてもグッと来るものがあります。もちろん異世界モノならではの読書快楽もしっかりご提供。「アフタヌーン編集部が異世界モノを始めてみたらこうなった」を是非ご体感ください！
■ 鈴木緑視（ヒーローズ編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「ニワトリ・ファイター」桜谷シュウ
鈴木氏コメント：本作品のネームを読んだ際に、大笑いをした記憶は今でも鮮明に残っています。まさにタイトル通りの作品でした。普段はクールに街を闊歩している一羽のニワトリが、鬼獣（きじゅう）と呼ばれる異形のモノと戦っているのです。しかも、このニワトリが人類の小さな希望であり、決め台詞は「テメーら、超絶トサカにくるぜ！」です（笑）。
シンプルで、コミカルな作風の中で放たれる、このニワトリの存在感は圧倒的で、魅力的なものでした。ぜひとも皆様もご一読ください、記憶に残る作品になると思います。
■ 須田淑子（なかよし編集長）の2022年イチオシマンガ
□ 「新婚だけど片想い」雪森さくら
須田氏コメント：少女漫画の溺愛ブームのなか、異彩を放った「塩男子」に心を奪われた。天才プロ棋士で、もちろんイケメン。そんな久遠くんと家の都合で結婚することになったハイスぺ女子高生の皐月。何でも器用にこなせるけど、久遠くんとの恋だけは、一筋縄ではいかない…。そんな皐月の一途で不器用な片思いが、等身大で最高にかわいい！ 普段は塩対応なのに、絶妙なタイミングでちらりと極甘になる久遠くん…。ズルい！ そりゃあ、皐月も振り回されてしまいますね。そんな二人もついに両想いに…♡ 久しぶりに片思いのドキドキを堪能しませんか？ ドキドキ間違いなしです。
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当たり前だけど手堅い所を推してくるな。
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