前回からの続き。「妻の飯がマズくて離婚したい」でひと悶着あったミナミさんとアツシさんご夫婦。すったもんだの末、互いに歩み寄ることができ、家族全員が笑顔になる結末を迎えました。しかし大人は解決しても、実際にミナミさんの作る「家庭の味」を「そういうものだ」と思って育った子どもたちは、どのような気持ちの変化を遂げたのでしょうか。長女の「ナギサ」ちゃんは小学1年生。「ママ」であるミナミさんを手本としてスクスク育っている様子です。そう、かつてミナミさんが実母の背中を見て学んだ「母としての姿」が、今ここでも繰り返されてしまっているのです……。
※本記事は書籍『妻の飯がマズくて離婚したい』から一部抜粋・編集しています。
第8話 パパは料理上手
【編集部コメント】
「食事」を通して、家族に笑顔が溢れた瞬間でした。パパとママの間で、いったい何が起こったのかは子どもたちには分かりません。戸惑うナギサちゃん。それでも皆で笑顔で食べる食事が何よりも美味しいということに、子どもたちが気づけたのは本当に良かったです。
【第9話】へ続く。
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