ブライトン指揮官、目標は欧州大会の出場権獲得「傲慢だと思われるかもしれないが…」

　MF三笘薫が所属するブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、欧州クラブ大会の出場権獲得に向けて意気込みを示した。29日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えた。

　ブライトンはプレミアリーグの19試合を消化した時点で、勝ち点「31」の6位。ヨーロッパリーグ（EL）出場圏内の5位トッテナム（21試合消化）とは勝ち点差「5」、チャンピオンズリーグ（CL）出場圏内の4位マンチェスター・U（20試合消化）とは勝ち点差「8」となっている。一方、1試合消化が多い11位アストン・ヴィラとの勝ち点差は「3」しかなく、数試合でボトムハーフに転落する可能性もある。

　デ・ゼルビ監督は「イタリアでは目標を固定することは常に危険だ」としつつ、「欧州クラブ大会への出場権を獲得したいと言えば、傲慢だと思われるかもしれない。だが、私たちは傲慢ではない」とコメント。現在の調子を維持することができれば、来シーズンにクラブ史上初めて欧州の舞台で戦うことも可能だと主張している。

「私たちは一生懸命働いている。クラブ内の人々は本気だ。私たちは現実的な夢を見ることができる。ここ数試合の内容は勝利に値する内容だった。チームがこのようなプレーしている間は、夢を見るのは正しいことだ。もしパフォーマンスが変われば、状況は変わるだろうけどね」

　ブライトンは日本時間29日22時30分から、FAカップ4回戦でリヴァプールと対戦する。同大会を制した場合、リーグ戦の結果に関係なく来季のEL出場権を獲得することができる。