工藤(岡田准一)新ビジュアル=映画『最後まで行く』(5月19日公開)(C) 2023映画「最後まで行く」製作委員会 俳優の岡田准一が主演、綾野剛が共演する映画『最後まで行く』(5月19日公開)の緊迫感あふれる新ビジュアル、特報映像が公開された。
【動画】映画『最後まで行く』特報映像 同映画は、ひとつの事故を発端に、極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた韓国映画を藤井道人監督がリメイク。悪い時には悪いことは重なり、陰謀に巻き込まれていく刑事と、それを追う謎の監察官が織りなす、年の瀬の96時間=4日間の物語。
岡田演じる刑事・工藤祐司の新ビジュアルは、札束が山積みになっている場所で黒い鞄を片手に持つ姿。振り向いた表情からは、何かに追い詰められている様子が伝わってくる。一方、監察官・矢崎(綾野)は、大雨の中、無表情で傘を差して、何をまっすぐ見つめている。なぜ、そんな場所に工藤がいるのか? 矢崎の目線のい先には? それぞれ想像を掻き立てるビジュアルとなっている。
一方、特報映像は、雨の中、焦りでいっぱいの工藤が車を飛ばしているときに突然目の前に現れた一人の男を撥(は)ねてしまい、慌てふためき遺体をトランクにいれる場面から始まる。
事故をきっかけに不運に巻き込まれていく工藤。ダクトを這いつくばる姿、遺体を引きずり出す姿、そして頭を抱え動揺している姿。次から次へと悪夢のような災難に追い詰められる工藤だが、そんな工藤のスマホにある日突然「お前は人を殺した。知っているぞ」というメッセージが届く!? 藤井監督が手応えを明かしていた「新境地の岡田准一」を垣間見ることができるほか、冷徹な目線の矢崎、悲しげな表情の美沙子、怪しげな笑みを浮かべる仙葉の姿も見え、物語の行く末が気になる特報映像となっている。
本作の出演者10人も発表された。岡田演じる工藤の別居中の妻で、一人娘を育てながらも工藤との関係に苦悩している工藤美沙子役に広末涼子。工藤に撥ねられ、本作の鍵を握る重要な人物となる尾田創役に磯村勇斗。工藤の上司で刑事課の課長・淡島幹雄役に杉本哲太。工藤が関係を持っているヤクザの仙葉組組長・仙葉泰役に柄本明。
時に工藤を心配し、時に工藤を疑う同僚・刑事課の刑事役に、駿河太郎、黒羽麻璃央、駒木根隆介。工藤が男を撥ねた後、検問所で必要以上に工藤に詰め寄る交通課の警察官に、山中崇。矢崎の婚約者に、山田真歩。磯村演じる尾田の仲間として清水くるみが出演する。
動画を別画面で再生する