「24」女優が45歳で死去、キーファー・サザーランドが追悼

米人気ドラマ「24 -TWENTY FOUR-」で知られる女優のアニー・ワーシングが亡くなった。45歳だった。1月29日、アニーががん闘病の末、ロサンゼルスで息を引き取ったことを遺族が発表した。

アニーは「24」でのFBI捜査官ルネ・ウォーカー役のほか、最近ドラマ化もされて話題の人気ゲーム「ラスト・オブ・アス」のテス役の声、また「BOSCH / ボッシュ」「タイムレス」などの人気ドラマにも出演、2020年にがんを宣告された後も精力的に俳優業を続け、「ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス！？」「スタートレック：ピカード」ではメインキャラクターを演じた。

アニーとの間に3人の息子を持つ夫のスティーブン・フルはこう声明を出している。

「私たち家族の魂に今日、大きな洞窟のような穴があいてしまいました。しかし、彼女はその穴を埋める術を残していってくれました。彼女は最もシンプルな時にも驚くべきことを見出し、踊るのに音楽も必要がない人でした。そして、私たちに冒険とは向こうからやってくるまで待つものではないと教えてくれました。『探しに行きなさい、どこにでもあるんだから』と。ですから私たちは探しに行くつもりです」
「彼女がこの世で一番愛した息子たちを私が車で送っていく時、曲がったドライブウェイから車道に出て、私たちが聞こえなくなるまで『バイバイ』と彼女は叫んでいたものです。その声が今でも耳に残っています」

アニーの訃報を受け、「24」で共演したキーファー・サザーランドはツイッターに追悼コメントを投稿。

「今日世界は1つの光を失った。アニーは僕が光栄にも一緒に仕事できた中でも最も素晴らしい俳優の1人であり、友人でもあった。小さい子供がいる彼女のご家族のことを思うと胸が張り裂けるようです。美しい彼女との思い出が刻まれますように」

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