マスタング島のビーチに漂着した巨大なアメリカウナギ(画像は『Mission-Aransas Reserve 2023年1月24日付Facebook「Have you ever seen an American Eel up close」』のスクリーンショット)米テキサス湾岸のバリアー島、マスタング島のビーチで今月下旬、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種(レッドリスト)に指定されている「アメリカウナギ」が漂着しているのが発見された。個体は120センチ超(4フィート)と巨大で、海洋生物に詳しい専門家も「非常に珍しい」と驚愕している。テキサス州ヒューストンのネットメディア『Chron』などが伝えた。
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テキサス大学海洋科学研究所(University of Texas Marine Science Institute)に勤務し、非営利団体「ミッション=アランサス国立河口研究保護区(Mission-Aransas Reserve)」の理事として同保護区のリサーチ、教育、管理、保護などに従事するジェイス・タネルさん(Jace Tunnell)が現地時間1月23日、SNSに巨大なアメリカウナギの動画を投稿した。
なお「米魚類野生生物局(U.S. Fish and Wildlife Service)」によると、アメリカウナギのオスの体長は最大45センチ超(1.5フィート)であるものの、メスは120センチ超、体重4キロ超(9ポンド)まで成長するそうで、ジェイスさんは動画の個体を「これはメスだろう」と推測、次のように話している。