PSGがツィエクの加入で個人合意か…最終日の移籍へ、チェルシーとの交渉も急速に進展

　パリ・サンジェルマン（PSG）は、モロッコ代表MFハキム・ツィエクの獲得に向けてチェルシーと交渉を進めているようだ。30日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

　チェルシーでの出場機会が限定的なものとなっているツィエクに対し、PSGが移籍市場最終日での獲得を狙っている模様。両クラブはいまだ合意に達していないものの、交渉は急速な進展を見せているとされている。また、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとの契約を2025年夏まで残すツィエク本人もPSG入りに前向きで、すでにPSGからのオファーを受け入れたようだ。

　現在29歳のツィエクは、2020年夏に移籍金3300万ポンド（約53億円）でアヤックスからチェルシーに完全移籍。しかし、その大きな期待の一方で適応に苦戦し、絶対的な主力に定着することは叶わず。今シーズンは公式戦15試合に出場しているが、先発出場はわずか6試合にとどまり、ここまで0ゴール1アシストと結果を残すことができていない。