パルコが12年ぶりに社長交代　川瀬賢二氏が就任へ

　パルコが、新たな代表取締役兼社長執行役員に川瀬賢二氏を任命したと発表した。就任日は3月1日で、同日に牧山浩三氏の後任として同職を務める。牧山氏は退任後、執行役員社長特命事項担当に就任する。

　川瀬氏は、1970年1月生まれ。1992年4月にパルコに入社し、2012年9月にパルコ・シティ（現パルコデジタルマーケティング）の代表取締役社長に着任した。2019年3月にパルコの執行役、2020年5月に同社の執行役員に就任。現在はJ.フロント リテイリングの執行役経営戦略統括部経営企画部長兼事業ポートフォリオ変革推進部長兼グループ広報推進部長を務めている。
　牧山氏は、1958年8月生まれ。1981年4月にパルコに入社した。渋谷パルコ店長や執行役店舗運営局長などを歴任し、2011年5月に平野秀一氏の後任として取締役兼代表執行役社長に就任。2020年5月に代表取締役兼社長執行役員に着任した。
　またパルコは、3月1日から会社分割により一部を除くデベロッパー事業をＪ.フロント都市開発に承継することを発表。同事業の承継に伴い、2023年度の組織を「パルコ事業オペレーショングループ」「パルコ事業クリエイショングループ」「コーポレートグループ」に再編する。

■パルコ：公式サイト