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回転寿司「スシロー」で寿司がレーンに流されなくなっている、という報告がSNS上で複数上がっています。店舗で利用客が醤油さしや湯飲みを舐め回したり、レーンを流れる寿司を唾を付けた指で触れたりしている動画が拡散したことを受けた対応とみられます。ねとらぼ編集部では、あきんどスシローの親会社であるFOOD & LIFE COMPANIESに現状を取材しました。
SNS上では、スシロー店舗のレーンに寿司が流されておらず、代わりに「ただ今、レーンでのおすし提供を控えております」「タッチパネルからご注文ください」と書かれたPOPが流されている、という目撃情報が多数寄せられています。一部では、割り箸が個別包装になり、ガリはタッチパネルで注文する形式になっていたとする投稿も見られました。
あきんどスシローの親会社であるFOOD & LIFE COMPANIESは、ねとらぼ編集部の取材に対し、「今回の事案が発生する以前から、店舗で使用しているPOPです。使用の目的は、例えばお客様が少ない時間帯(14時から16時など)に、効率化のためにレーンにお寿司を流していない店舗があり、お客様にタッチパネルから注文していただくようにご案内するためのものとなっております」とコメント。
現在の店舗でのPOP使用については、「われわれとしてはそのような用途でPOPを使用している店舗があるかどうかは把握しておらず、お箸についても店舗によりバラツキがあるため、一概には申し上げにくいです」としつつも、「650店舗以上ございますので、店舗の営業状況により、各店舗が判断して使用しております。各店舗の判断はご覧いただいた状況だと思います」と、運営による指示ではなく各店舗の判断によるものだと回答しています。
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なお、FOOD & LIFE COMPANIESは1月30日、動画の拡散を受け、スシロー全店で該当迷惑行為の発生の有無、発生していた場合はその時期、被害に遭った店舗の特定などの調査を進め、対象となり得る店舗では消毒などを実施すると発表。早急に警察と相談しながら、刑事民事の両面から厳正に対処する意向を示しています。
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