ニューカッスル、21歳の右SBハリソン・アシュビー獲得を発表…移籍金は約4.8億円か

　ニューカッスルは31日、ウェストハムからU−21スコットランド代表DFハリソン・アシュビーを完全移籍で獲得したことを発表した。

　ニューカッスルは契約期間について「長期」と発表。移籍金については明かされていないが、イギリスメディア『BBC』は300万ポンド（約4億8000万円）程度だと伝えている。

　現在21歳のアシュビーは右サイドバック（SB）を主戦場とするプレーヤー。ウェストハムの下部組織出身で、正式なトップチーム昇格は果たしていないものの、これまで公式戦7試合に出場している。今シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）予選で1試合、ECL本戦で1試合、プレミアリーグ2（リザーブチームやアカデミーが主体）で5試合に出場している。

　世代別のスコットランド代表にも名を連ねており、U−21代表としては4試合の出場で1ゴールという成績を残している。

　ニューカッスルへの加入が決まったアシュビーはクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「これ以上の幸せはない。僕自身にとっても家族にとっても誇らしい日だ。今日の試合（カラバオ杯のサウサンプトン戦）で会場の雰囲気を味わい、ファンと会えることにワクワクしているよ。ウェストハムがなかったら僕が今日この場所に来ることもなかっただろう。今に至るまで僕の成長を助けてくれた全てのコーチに感謝しているよ。今はここにいることができてとても嬉しく思っている」

　また、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督は、アシュビーについて次のようにコメントしている。

「ハリソン（・アシュビー）は非常に才能のある若いプレーヤーで、多くの可能性を持っている。彼と契約できたことを嬉しく思っているよ。彼は非常に優れた素質を持ったプレーヤーだ。彼のキャリアの新たな章において一緒に仕事をするのが楽しみだ」