前回からの続き。
私は自分だけが被害者だと思っていたかもしれません。でも妹とは子どもの頃からお互いにずっとベッタリ。友人の言葉で、妹の立場を思いやれていなかったと気付かされました。私は思い切って電話で妹に気持ちを伝えてみます。
私の方は妹が傷つかないように、言葉を選んで伝えようとしていたのに……。妹はまくし立てるように自分の気持ちをぶつけてきます。「結局お姉ちゃんはいい人に思われたい」「お姉ちゃんのこだわりに付き合いきれない」妹の言い分に腹が立つと同時に、ショックも受けた私だったのでした。
【第5話】へ続く。
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