ボントンジャポンが事業終了、「ボントン」の実店舗は1月末で閉店

　フランス・パリ発の子ども服ブランド「ボントン（BONTON）」を日本で展開するボントンジャポン（Bonton Japon）が、2月28日をもって事業を終了する。現在、ボントンジャポンの公式サイトが一時的に停止しており、再開は未定となっている。

　2001年創業のボントンは、ベビー用品や子ども服だけでなく、母親に向けたアイテムなどを展開するブランド。ヨーロッパをはじめ、アメリカやアジア、中東に140以上の販売拠点を持っている。
　ボントンジャポンは、フランス本社が100％出資する日本法人として2018年5月に設立。ボントン事業を行っていたメルローズとの国内販売契約が同年7月末に終了後、新宿や横浜、大阪などでの店舗運営を行ってきた。今回の事業終了に伴い同社は、営業していた日本橋店と二子玉川店の2店舗を1月31日に閉店。今後ボントンは、海外の人気ブランドのベビーや子ども服、雑貨を扱うオンラインショップ「リリエネネ（LILI et NENE）」のほか、セレクトショップなどでの販売継続を予定している。

■ボントンジャポン：公式サイト