前回からの続き。数年前の話です。
私の名前はアヤ。メンタルが不安定なことを理由に、家事育児をすべて同居のお義母さんに手伝ってもらって……いえ、正確にいえば丸投げしてきました。私にとってこの環境はまさに天国。しかしそんなお義母さんが「第二の人生はじめます」と言って出て行ってしまったのです……!
わかっているのです。ケンタも夜遅くまで働いて疲れているのに、眠い目をこすりながら家事や育児を頑張ってくれているって……
お義母さんが出て行ってまだ2日目だというのに、わが家はすでに限界ギリギリです。
この先私たちはいったいどうしていけばいいでしょうか。
【第7話】へ続く。
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