<上手な人の方法を知りたい!>子どものお年玉や児童手当、給付金は誰がどう管理するのが正解?

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2023年02月02日 12:41  ママスタジアム

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お正月の風物詩のひとつ「お年玉」。楽しみにしているお子さんも少なくないでしょう。そのお年玉、皆さんのお宅ではどのように管理しているでしょうか。ママスタコミュニティにこんな投稿があがりました。
『今までいただいたお年玉やお祝い金はすべて親の口座に入れ、通帳に「〇〇ちゃん用」と記入して、将来その子が必要なことに使うものとして管理してきました。小学生になったので今年からは子どもの口座を作って一緒に入金し、子どもが自由に使えるお金にしようと思いますが、みなさんはどうしてますか?』

子ども名義の口座で管理。将来は子どもに手渡す


『子ども3人。生まれたときに通帳作って、お年玉、児童手当、給付金、学資保険の給付などすべて貯金してる』
『すべて子ども用の口座に貯金。独り立ちするときか結婚するときに渡す予定』
『結婚するとき、親が管理してくれていたお年玉の通帳には300万入ってた。まだ使ってないけど、嬉しかった。私も子どもが産まれたときにその子名義の通帳を作って、その子がもらったお金は出産祝いから全部貯金してる』
わが子の誕生を機にその子名義の口座を作り、「すべてを貯金している」というママたちは少なくないようです。そのお金をいつ手渡すかは「結婚するとき」「独立するとき」「就職するとき」とさまざまですが、その日を楽しみにコツコツと積み立てている様子が想像できます。

なかには「お祝い、お年玉、児童手当に加えて、毎月決まった金額を貯金して就職したときに渡したら、1,700万になってた」という報告もありました。1,700万円とはなかなかの金額です! ちなみに受け取ったお子さんはそのお金で車を購入したのだとか。大きな買い物ですね。

ところで気になるのが「すべてを貯蓄している」と答えたママたちの「すべて」の内容です。お年玉はお子さん本人がもらったものですから、子ども名義の口座に入れるのは当然。けれど、児童手当や各種給付金はどうでしょう? 投稿者さんもこう言います。
『給付金は親の口座に入れてきました。歯科矯正する予定なのでその費用や学費などに充てるつもりでした。すべてを本人に渡す人がいると知ってびっくりしています』

給付金や児童手当は親の口座に


投稿者さんと同意見のママたちも多いようです。
『児童手当やお祝いは別に貯蓄。それは”親のお金”という認識で学費とかに使う』
『給付金や児童手当は親口座で。子どもには一切渡さないよ』
「給付金は子どもにではなく保護者に出たものだから、親が子どもにかかる費用に使う」というコメントも。
お金に使い方の指定はありません。それぞれの家庭によって、どう使うかはもちろん自由です。けれど、このトピックでは大半のお宅が「国からの手当ては直接子どもに渡すのではなく、親が子どものために使うのが妥当」と考えているようです。

こんなアドバイスもありました。
『学費や矯正に使うお金と、子どものお年玉は分けた方がいいと思う。全部まとめておくと、子どもが中学生くらいになったときに、数百万円の口座を見て勘違いする。親もお年玉を教育費に使っていいと勘違いする』
子どもが使えるお金と親が使えるお金を明確に分けておいた方がいいということですね。

一部は子どもへ。残りは本人口座で貯金



投稿者さんはお子さんの小学校入学をきっかけに、お金の使い方を教えたいと考えているようです。ママたちからも経験談が寄せられました。
『小学校低学年までは3,000円くらい渡して、残りは子どもの口座に入れてた』
『小3と小1。自分で決めた5,000円を渡して、残りは子ども用の通帳へ。「ゲームソフトなど大きい買い物をしたいときは、そこから出すから相談してね」と話してる』
お年玉のなかから一部を子どもに手渡し、それで好きなものを買わせたら、残りは貯金するというやり方です。小学校低学年であれば、普段のお小遣いも数百円のことが多そうです。そう考えると、お年玉の一部とはいえ「3,000円」や「5,000円」が手元にあるのは大きな臨時収入。「残りは貯金しておくね」と話しても満足するのではないでしょうか。

とはいえ、こうして親が管理できるのも小学生のうちかもしれません。中学生にもなると親子で攻防戦が繰り広げられているお宅もあるようで……。
『中1。半分は貯金させたかったけど、残りの半分を全部ゲームの課金に使いそうだったから、8割を貯金に回そうと交渉難航中』

年齢にあわせて管理を任せる


子どもの年齢や成長にあわせて、任せる範囲を広げていくパターンもありました。
『小学生までは親が管理して、子ども名義の口座に。中学生からは本人の管理に任せてた』
『小学校に上がってからは、子どもが使えるお金にしている。一気に使ってホクホクするもよし、反対に後悔するもよし、慎重に考えて貯金するもよし。お金の減り方や貯め方を体験できる良い機会だと思って』
『高校生になってアルバイトを始めたタイミングで、通帳とキャッシュカードを渡した。自分でやりくりさせてる』
「お金の管理ができるかどうかは、子どもの性格や精神年齢によっても違うと思う」というコメントもありました。あればあるだけ使いたい! と考えるお子さんもいれば、貯めておいて大きな買い物をしたいと考えるお子さんもいるでしょう。いずれにしても、お金の価値が多少なりとも分かるようになり、自分で計算ができるようになれば、お子さん自身に任せてみるのもひとつの方法といえそうです。親からすれば無駄遣いだと感じることでも、子どもの「お金を使う学び」になるはずです。
まずはお年玉をいただく新年にわが子へ「お小遣い帳」を贈り、記帳することから教えていくのはどうでしょう? 親子でお金の扱いについて話し合うきっかけになるのではないでしょうか。

文・すずらん 編集・千永美 イラスト・春野さくら

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