ヤクルト・村上、23歳バースデーに特大アーチ　高津監督「凄いですね」

　WBC日本代表のヤクルト・村上宗隆内野手が2日、23歳の誕生日を迎えた。

　村上は自身の誕生日にも「毎年キャンプ2日目なので、キャンプ2日目だなという感じです」と話し、「いろんな人からおめでとうの連絡があったり、今日もチームメイトに言っていただきました」と明かした。

◆ 打撃練習では19本の柵越え

　この日、沖縄・浦添キャンプのランチタイムにフリー打撃を行なった村上は、68スイング中、19本の柵越え。うち2本はセンターのスコアボードに直撃。さらにもう1本、センターバックスクリーン上部の屋根へ推定飛距離140メートルの特大アーチ。キャンプ2日目、自らのバットで自身のバースデーを祝福するかのような当たりにスタンドのファンはどよめき、拍手が起こった。

　村上宗隆のフリー打撃を見守ったヤクルト・高津臣吾監督は「凄いですね。ハッピーバースデーですよ。5年前、初めて西都で見たときにいろんな可能性を見て、いろんなことを想像して。この5年後、きょうを迎えたわけなんですけども。まだまだ成長過程でありながら、ここまで大きく成長してくれることはすごく嬉しく思いますし、まだまだこれからなのかな、と。彼の場合は。想像の域を超えた、いろんな可能性を秘めた、もっともっと大きな選手になってほしいな、とあらためて思いました」と話した。

（取材･ニッポン放送アナウンサー洗川雄司）