板倉滉、昨季所属のシャルケ戦に向けて意気込み…「シャルケはエネルギーで満ち溢れている」

　ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が1日、クラブ公式サイトでのインタビューに答えた。

　ボルシアMGは4日、シャルケとのブンデスリーガ第19節を戦う。板倉にとっては、昨季ローン移籍で在籍していたチームとの対戦になる。そんな“古巣”相手の一戦を前に、板倉が意気込みを語った。

「シャルケはエネルギーに満ち溢れている。選手たちはこのクラブのために全力を尽くし、何かを得るために一生懸命戦ってくる。だからこそ、準備をして、集中して試合に臨み、自分たちのサッカーをやり遂げなければならない。それが出来れば、土曜日に再び良い結果を得られるはずだ」

「（「シャルケとの対戦は特別なものになるか？」と問われ…）もちろん。昨季プレーしていたし、良い感情も持っている。でも、ボルシアのため、この試合に勝ちたいし、今自分がいるチームのために全てを捧げるつもりだ。顔馴染みのある選手にまた会えるのは、本当に楽しみ。ゲルゼンキルヘン（シャルケのホームタウン）では良い時間を過ごしたし、かつてのチームメイトたちと会えるのは良いことだ」

　また、今回のインタビューでは、離脱期間中やFIFAワールドカップカタール2022についても言及している。

「（膝の怪我に伴う2か月間の離脱は、）キャリアで初の大きな怪我だったから、自分にとってとてもタフな時間だった。しかもW杯前に。でも、ポジティブでいようと努めてきたし、早くピッチに戻れるよう頑張ってきた。

（「W杯はどんな時間だった？」と問われ…）素晴らしい経験で、国を代表するのは特別な気持ちだったよ。言葉では言い表せないね」

　そして、後半戦に向けて、「今は8位だけど、まだ上に行ける。我々には質の高いスカッドがあるし、2つ、3つ順位を上げていけると期待しているよ」とコメントした。

　ボルシアMGは現在8位。前節のホッフェンハイム戦で、今季初となるアウェーゲームでの勝利を掴んだばかり。連勝で勢いに乗り、欧州カップ戦圏内に食い込んでいきたいところだ。