チェルシー、23年夏は放出がメインテーマの夏に? オーバメヤンやクリバリらに売却の可能性

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2023年02月02日 20:57  サッカーキング

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オーバメヤン(左)やクリバリ(右)などが放出となるかもしれない [写真]=Getty Images
 チェルシーの2023年夏は、放出がメインテーマとなるかもしれない。1日、イギリス紙『ガーディアン』が報じている。

 同紙は、チェルシーのグレアム・ポッター監督が「バランスの取れたスカッドを持つ必要がある」というコメントを引き合いに、23年夏の市場では、過去2回と違って獲得は小規模なものになると推測。獲得は2〜3選手程度に留まり、今冬のイタリア代表MFジョルジーニョ(アーセナルに移籍)に続く、大規模な放出作業をメインに実施すると伝えている。

 『ガーディアン』が挙げた放出候補は、モロッコ代表MFハキム・ツィエク、アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチ、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、元ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの5選手。また、インテルにローン移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクの去就も不透明だとした。

 また、下部組織出身選手ではレヴァークーゼンにローン移籍中のMFカラム・ハドソン・オドイにアーセナルが、DFベン・チルウェルにマンチェスター・Cがアプローチをかけていることも併せて報じた。そして、MFコナー・ギャラガーについては、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(ベンフィカから英国史上最高金額の移籍金で完全移籍)の加入で、退団を検討することを余儀なくされる可能性も指摘された。

 加えて、クラブが現在全力で取り組んでいるのは、イングランド代表MFメイソン・マウントとの契約延長。同選手との現行契約は2024年6月末までだが、未だ合意には至っていない。交渉が長引けば、リヴァプールが獲得に動く可能性があるとも伝えられている。

 なお、監督人事については現在のところ、ポッター監督に任せるとの見方が強い。チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す可能性は覚悟しており、オーナーグループも圧力をかけることはなく、23年夏にプレシーズンでしっかりとした土台を作る機会を与えると見られている。

 チェルシーはこの冬、ウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクや、前述のエンソなど、若くて伸びしろを残した選手を多数補強。次は放出を推し進め、変革をさらに促進させるフェーズに突入することとなるか。

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