三船美佳 (C)ORICON NewS inc. 毎日放送(MBS)の高井美紀アナウンサーが1月25日、死去した。55歳。同局が2月2日に発表した。突然の訃報を受け、『住人十色』(毎週土曜 後5:00)で共演していた三船美佳が、自身のインスタグラムを通じ、追悼した。
【写真】「本当に大好きな人」ありし日の高井美紀アナとの2ショットを投稿した三船美佳 三船は、高井さんとの笑顔の2ショットなど写真5枚投稿し、「どんな時も 明るく、爽やかで、賢くて、バイタリティや柔軟性もあって いつも無意識に鼻歌 歌ってて。優しくて、ファンキーで面白くて、品があるのに、飾らない高井さん」とその人柄にふれ、本番前にマスカラを互いにマスカラを塗り忘れ、大笑いしたとも明かした。
「本当に大好きな人 尊敬する人」と言葉を重ね、「長女が思春期で悩んでた時には、家族ぐるみで遊んでくれたり 次女が生まれてからも『親戚のおばちゃんみたいな気持ちやねん』って可愛いビブとか赤ちゃん用のビキニをプレゼントしてくれたり、愛が溢れてる 私が悩んで辛い時にも力強く支えてくれた高井さん そんな大好きな高井さんのハツラツとした姿の残像が鮮明に残ってる」とつづった。
そして「私は、まだこの知らせを受け止めることができてない」「もっとありがとうを伝えたかったし大好きってもっともっと言いたかった」と悲痛。
天国に向け「今からでも遅くないかなぁ、、、伝わってるかなぁ、、、本当に本当にたくさんの笑顔とパワーをありがとうございます 本当に大好き!今までも、これからもずっと どうぞ、安らかに」と結んだ。
高井さんは『住人十色』では、冷静な進行役として、時にチャーミングな姿を見せていた。三船、松尾貴史らと笑顔あふれる番組づくりで愛された。
この日、松尾も自身のツイッターで「長らくお世話になりました。当意即妙の仕切りで助けていただきました。まだお若いのに惜しまれます。哀悼」としのび、「いてくれて当たり前のように感じていた方がいないという喪失感が大きすぎます」ともつづった。
高井さんは1967年生まれ、兵庫県出身。90年に同局に入社。『あどりぶランド』や『ちちんぷいぷい』をはじめ、報道番組『VOICE』キャスターも務めた。ラジオでは、『すみからすみまで角淳一です』『なにはなくとも野村啓司です』などのアシスタントを担当。現在は『皇室アルバム』『住人十色』『医のココロ』、ラジオ『日本一明るい経済電波新聞』に出演していた。
関西ではショックが広がり、ハイヒール・モモコは「信じられんすぎる ご飯の約束してたのに 今年はいっぱい遊ぼうてゆーたのに 子供同士も仲良くなったのに」「悲しすぎる 神様が決めた人生やったんかな」と嘆き、「皆様、今日が人生で1番若い日です 楽しく生きてくださいね」と呼びかけた。