Amazon決算は微増収98%の減益 AWSは増収も増加率は鈍化

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2023年02月03日 09:22  ITmedia NEWS

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純利益(純損失)推移

 米Amazon.comは2月2日(現地時間)、2022年第4四半期(2022年10〜12月)の決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の1492億400万ドルで、純利益は98%減の2億7800万ドル(1株当たり3セント)と、かろうじて黒字だった。



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 純利益はコストの上昇と、投資先の米電気自動車メーカーRivianの企業価値低下の影響を受けた。



 売上高はアナリスト予測の1454億2000万ドルを超えたが、1株当り純利益は予測の18セントを大きく下回った。



 Amazonは11月に新規雇用を凍結し、1月には1万8000人のレイオフを発表した。



 アンディ・ジャシーCEOは発表文で「短期的には不確実な経済に直面しているが、Amazonの長期的な機会については非常に楽観的だ」と語った。



 セグメント別売上高は、オンラインストアは2%減の645億3100万ドル、サードパーティ出店企業は20%増の363億3900万ドル、広告は19%増の115億5700万ドル、クラウドサービスのAWSは20%増の213億7800万ドルだった。AWSの伸び率は鈍化している。



 第1四半期の売上高の予測を、1210億ドル〜1260億ドルとした。前年比で4%〜8%の成長を見込んでいる。


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