2月9日でTwitter APIの無料提供を終了することが話題になっているTwitterだが、今度は大量のアカウントが凍結されたと話題になっている。3日午前11時40分時点の日本のトレンドでは「凍結祭り」が1位に入っている他、「全員凍結」「Twitter氷河期」「凍結騒ぎ」など関連する複数のワードがトレンド入りしている。
大量凍結が起きたとみられるのは、3日午前2時ごろ。凍結の対象になっているのは、イラストレーターやVTuberのアカウントが多いとみられる。本アカウントを凍結され、サブアカウントで状況を投稿しているユーザーからは「なぜ凍結されたのか分からない」などの声が上がっており、凍結基準の不明瞭さに混乱が広がっている。
一部のユーザーからは「匿名質問を募集するサービス『マシュマロ』など、自動投稿ツールの利用が原因ではないか」という声も見られるが、利用者の中でも凍結対象外となったユーザーもいるようだ。3日午前10時40分時点で「マシュマロ」もTwitterトレンドの上位にランクイン。なお同サービスの公式Twitterアカウント(@marshmallow_qa)も凍結されている。
その他にも「定型文で定期ツイートを行っている」「ツイートにハッシュタグを3つ以上を付ける」「複数のアカウントから同じ内容を投稿する」などの行為が凍結の対象になるのではないかという指摘も見られるが、真偽は明らかになっていない。
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●Twitter Safetyは「児童の性的搾取」の取り締まりを強化
Twitterの安全性向上に取り組む「Twitter Safety」の公式アカウント(@TwitterSafety)は2日、凍結への異議申し立てを行える申請フォームを立ち上げたと発表。Twitterルールに違反していると判断された場合、対応を求めることがあると案内している。
また今回の凍結騒ぎとの関連性は不明だが、同アカウントでは「児童の性的搾取に関するコンテンツの取り締まりを強化している」と2日に報告していた。1月には関わりのあった40万以上のアカウントを停止に。このようなアカウントは11月以降増加傾向にあるとしている。
「私たちの目標は、児童の性的搾取に関するコンテンツの量と範囲を減少させることだ。私たちは、より多くの悪質業者を迅速に検出するだけでなく、この種のコンテンツを含むツイートの発見できる可能性を積極的に減少させるべく、新たな防御策を構築している」
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