今冬の移籍の可能性が浮上していたツィエクにはパリ・サンジェルマン（PSG）が関心を示し、個人合意に達していたほか、移籍市場の締め切り目前には今シーズン終了までのレンタル移籍でクラブ間でも合意に達したことが報じられていた。移籍を望んでいた同選手はメディカルチェック受診のためパリを訪れていることが明らかになるなど、移籍成立に迫っていた。
しかし、最終的には書類で問題が発生。チェルシー側は締め切り前に契約書を2度送信したものの、いずれも署名がなかった模様で、署名入りの契約書がPSGに届いた時にはすでに締め切り時間が過ぎていたという。PSGはフランスプロサッカーリーグ連盟（LFP）に不服申し立てを行なったが認められず、移籍は実現しなかった。
なお、PSG側はチェルシーが誤った書類を送ったことが原因だと主張しているなか、『スカイスポーツ』はチェルシーの本社で予期せぬ技術的な問題が発生したことが書類提出に影響を与えたことを伝えている。
移籍が破談に終わったツィエクは落胆していることが伝えられていたが、ポッター監督は同選手がすでにチームに合流し、3日に行われるプレミアリーグ第22節のフルアム戦に出場する可能性もあることを明かした。
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