Twitterの「緊急地震速報bot」が惜しまれつつも運用終了へ 管理人「コードとサーバーの維持が困難に」

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2023年02月03日 14:12  ねとらぼ

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(画像はTwitterより)

 Twitterで地震情報を伝えてきた「緊急地震速報bot」が、2月4日をもって運用終了すると発表しました。管理人のみつごごさんは、「コードやサーバーの維持が困難になった」などと事情を説明しています。



【画像】管理人による発表全文



 同botは2009年10月26日に運用開始されました。当時Twitterにかじりついてばかりでテレビを見なかった学生時代、みつごごさんが自分のために作ったのがきっかけだといいます。



 現在はエンジニアのみつごごさんも、当時はプログラミングとは無縁で、メールなど他のサービスを経由してbotを実現していたそうです。その後、知人の協力を受けてプログラムを作成し、細々と運用していたところ、2011年3月11日に東日本大震災が発生。同botは災害時の速報性が注目を集め、多くのTwitterユーザーに重宝されるようになりました。



 しかし、コードやサーバーのメンテナンスが困難になっていることや、サーバーの維持費といった問題もあり、みつごごさんは運用の停止を決定。みつごごさんは他の防災サービスとして特務機関NERVを紹介するとともに、ユーザーへの感謝を述べました。告知のツイートは「大変役に立ちました」「これまでありがとう」など、多くの謝意に迎えられています。


このニュースに関するつぶやき

  • クラウド資金調達とか、プログラムを公開して運用は有志に任せるとかできないのかな?音声読み上げと連動させて、簡易的に施設の設備放送に自動放送させる仕組とか考えたことがあり惜しい
    • イイネ!1
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