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Twitterで地震情報を伝えてきた「緊急地震速報bot」が、2月4日をもって運用終了すると発表しました。管理人のみつごごさんは、「コードやサーバーの維持が困難になった」などと事情を説明しています。
同botは2009年10月26日に運用開始されました。当時Twitterにかじりついてばかりでテレビを見なかった学生時代、みつごごさんが自分のために作ったのがきっかけだといいます。
現在はエンジニアのみつごごさんも、当時はプログラミングとは無縁で、メールなど他のサービスを経由してbotを実現していたそうです。その後、知人の協力を受けてプログラムを作成し、細々と運用していたところ、2011年3月11日に東日本大震災が発生。同botは災害時の速報性が注目を集め、多くのTwitterユーザーに重宝されるようになりました。
しかし、コードやサーバーのメンテナンスが困難になっていることや、サーバーの維持費といった問題もあり、みつごごさんは運用の停止を決定。みつごごさんは他の防災サービスとして特務機関NERVを紹介するとともに、ユーザーへの感謝を述べました。告知のツイートは「大変役に立ちました」「これまでありがとう」など、多くの謝意に迎えられています。
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