不振チェルシーの”救世主”となるか…E・フェルナンデスが活躍誓う「自分のすべてを出し切る」

　今冬の移籍市場でチェルシーに加入したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、新天地での意気込みを語った。2日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　今冬の移籍市場で大量8名を獲得する積極補強を敢行したチェルシー。かねてより戦力拡充を熱望していた中盤には、昨年のFIFAワールドカップカタール2022でアルゼンチン代表の優勝に大きく貢献し、同大会の最優秀若手選手賞にも輝いた22歳のE・フェルナンデスを加えた。チェルシーは同選手と8年半契約を締結し、移籍金としてベンフィカに最大1億2100万ユーロ（171.6億円）を支払ったと伝えられている。

　複数のメガクラブからの熱烈な関心が噂された中、ロンドンの強豪への加入を決断したE・フェルナンデス。「自分も家族もロンドンの街を楽しめることを幸せに思っているよ。本当に美しい街なので、楽しんで良い時間を過ごしたい。新しいチームメイトと対戦したことはないし、直接話す機会はなかったが、彼らのことは知っているよ。一緒に仕事をするのが本当に楽しみだ」と加入の喜びを語りつつ、次のように新天地での意気込みを示した。

「チェルシーが与えてくれたチャンスに心から感謝しているよ。クラブの目標を達成するために全力を尽くすつもりだ。選手として、そして一人の人間として、良い雰囲気とエネルギーをもたらし、自分のすべてを出し切る。そしてチームメイトがさらに良くなるようにサポートするつもりだよ。チェルシーはビッグクラブで常にトロフィーを目指して戦っている。掲げている目標すべてを達成し、クラブを次のレベルへ引き上げることを目指す」

　早ければ現地時間3日に開催されるプレミアリーグ第22節フルアム戦でデビューを飾る可能性があるE・フェルナンデス。現在リーグ戦で10位に低迷するなど苦戦が続いているチェルシーの”救世主”となるのだろうか。今後の活躍に大きな期待がかかる。