<実家依存の末に>【後編】頼りすぎて実母が激怒、謝っても許してくれない!そこに現れたのは……?

0

2023年02月03日 21:30  ママスタジアム

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ママスタジアム

ママスタ
前回からの続き。これまで実母に家事の一部を頼ってきた投稿者さん。しかし旦那さん側の祖父の葬儀をめぐり、結果的に実母の気持ちを蔑ろにしてしまい、実母の怒りを買うことに。「もう手を貸したくない」という言葉を投稿者さんに突きつけ、同時に自分に対して、いつも感謝や気遣いのない投稿者さんの旦那さんへの不満も溢れ出た実母。投稿者さん夫婦と実母の関係は、悪化の一途をたどってしまいます。ママたちは過度に実母に頼る投稿者さんと、大人の振る舞いができない旦那さんの姿に辛口な意見を寄せました。そして今なお実母に頼りたい気持ちをちらつかせる投稿者さんに、またもや辛辣なコメントが届いて……?

投稿者さんは自身を省みることに……


『親に甘えすぎで、塵が積もれば山となって実母が爆発したのも無理はない。親に頼るのが前提じゃなく、親離れすることを考えた方がいいよ』
『距離を置かれたのは自分なのに、「距離を置きたい」とか「頼りにくい」とか何様? って感じだよ』
葬儀の件はきっかけに過ぎず、今まで積み重なってきた実母の不満が爆発したのだろうという見解が登場しました。そう考えると、実母が”激しく”怒るのも無理はない気がしてきます。「実家と距離を置きたい」と「でも頼りにくくなる」という投稿者さんの2つの本音に、身勝手さを感じ取るママが数多くいました。

ここまでの多様な角度からの意見を目にしたことで、投稿者さんは自身の考えを省みたようです。こんな宣言のコメントを寄せています。
『私たち夫婦に落ち度があるという意見が多いようで……今後は夫婦で頑張っていこうと思います』

投稿者さん・実母・旦那さん、みんなが不器用?


しかし投稿者さんは、それで万事解決と心が晴れるわけではないようです。
『ただ、母とは普通に接していきたいです。私は謝罪をしましたが、それでも冷たくされるのは何だか悲しくて』
とりつく島もなく、険悪な母娘関係が続くのであれば、心はずっしりと重いままでしょう。投稿者さんは実家の家族の姿を振り返って語ります。
『うちは昔からあまり穏やかでない家庭で……姉が暴れることもあれば、父は養子のため祖父母と喧嘩したときは「出て行け!」と言われ、凄まじいこともありました。私と母が喧嘩して、1週間無視し合うこともザラでしたし、母に「お互い性格がきついから合わない」と言われたときはショックでした』
激しくぶつかることの多い家族だったと語る投稿者さん。親子喧嘩のあと1週間も無視し合うとは、お互いにしんどいことでしょう。何となく、それぞれが頑固で不器用なのでは? という印象を受けるご家族の姿ですね。

また、投稿者さんは旦那さんについても触れます。
『旦那は旦那で、私がお礼は大切と言っても「恥ずかしい」と、私の親とあまり関わりません。そして「いつも俺だけのために豪華な飯を作ってもらうのは申し訳ないし、やめてほしい」と言っていました。が、私が母にそれを伝えることなく今に至ります……』
恥ずかしくて感謝が伝えられないという、旦那さんの内面も語られました。加えて、自分のために立ち働いてくれる投稿者さんの実母にずいぶんと恐縮していたことも明らかに。すれ違いと言うべきか、これまでの投稿者さんの実母による旦那さんへの食事作りは虚しいものだったという気がしてしまいますね……。投稿者さんの実母の手伝いに関して、投稿者さん夫婦の配慮不足や要領の悪さが目立ち、やっぱり不器用な印象を強めてしまうのは筆者だけでしょうか?

今後の母娘関係に悶々とするなか、ある訪問者が……



これからの母親との関係に不安を募らせていた投稿者さんの元に、訪れた人物がいました。
『私の父が家に来ました。母の激怒の直接の原因は、私の「葬儀に来なくていい」いう言い方だそうです。「コロナ禍なので、お気持ちだけ受け取ります」と言っていた義母の言葉通りに伝えれば、もしかしたらここまでこじれなかったのでしょうか……? 父には「母は頑固だから、頭に血が上っている間は昔のことまで蒸し返して引きずる。少し距離と時間を置いてから謝ればいい」と言われました。旦那と相談し、時間を置いて夫婦で謝りに行こうと思っています』
投稿者さんの実父の登場に、ひとまず胸を撫でおろす気持ちになりましたね。ママたちのなかには実母に対して「そこまで怒らなくても……」という声がありましたが、実父も認める意固地な性格の持ち主のようです。ひとたび爆発すると一定期間にべもない態度をとらずにいられない性分なのであれば、お父さんの言うように、ほとぼりが冷めるのを待つのが正解なのかもしれませんね。

時の流れを頼りにしつつ、お母さんへの誠意を見せて

『投稿者さんは早く解決したいみたいだけど、お母さんの気持ちを置いていっていませんか? お父さんが言うように、時間をおいて謝罪と感謝を伝えればいいのでは? 溜まった不満があるのでしょうから、時間が必要かもしれませんね』
『お父さんが冷静なのが救いだね。あとで謝罪して、今後は夫婦で頑張って、誠意を見せるのがいいんじゃないかな。お母さんも娘と仲違いしたままは嫌なはず。母娘の仲を、時間とお父さんが橋渡ししてくれるよ!』
自分の妻の性格を熟知した実父の言葉に説得力を感じ、エールをおくるママが現れました。今回の相談の登場人物の言動は、不器用に目に映ることもしばしばでしたが、もともとは誰もが悪気などはなく、でもお互いの考え方の齟齬の落としどころを、うまく見出せなかっただけなのでしょう。ママたちが話すように……今は焦らず、今までの実母の優しさには感謝し、気持ちを傷つけたことには反省し、これからは安直に実母を頼らず、誠意を見せていく。夫婦のそんな姿が、今はまだ硬い実母の態度と心を、少しずつほぐしていってくれるのではないでしょうか。

文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・マメ美

■ママスタセレクトで読む

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定