映画『スクロール』公開記念舞台あいさつに出席した北村匠海 (C)ORICON NewS inc. 俳優の北村匠海(25)、中川大志(24)、松岡茉優(27)が4日、都内で行われた映画『スクロール』の公開記念舞台あいさつに出席した。
【動画】北村匠海、25歳おじさん化が進み困惑「ゴルフにハマったし人間ドック行かなきゃ」 作風になぞらえて「今年、一歩踏み出したいこと」を聞かれた北村は「今年から踏み出したことですけど、ゴルフのことで頭がいっぱいです」と告白。松岡から「大人〜、ゴルフするの!?」と驚かれると「子どもの頃は撮影現場で照明さんたちがスイングの練習をしてて『おじさんになったらこうするのかな』って思っていた。そうなっちゃってる」と苦笑い。同じくゴルフ経験者の中川も「それ(ゴルフクラブ)くらいの長さの棒を探しちゃうよね(笑)」と大きくうなずいた。
さらに北村と中川が“おじさんトーク”に花を咲かせると、松岡が「大人の俳優さんが集まるとゴルフの話か健康診断の話ばかりしてる。それに片足突っ込んだんだね」と水を向ける。これに北村が「人間ドックも行きたいですね」と興味を示すと、中川も「人間ドック、行かないとな〜」と共感していた。
同作は、YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝氏が、2017年に発表した同名小説を実写化。理想と現実のギャップにおぼれながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描く青春群像劇。
観客に向けて北村は「僕たちの毎日って勝手に誰かにスクロールされてる。勝手に時間が進んでいく中で、どう人生を全うしていくのか。誰しもがもがいて生きている。そういう形どれない感情、憤りもこの映画に詰まっています。その先に見えるちょっとした兆しみたいなものも散りばめられている映画です」とメッセージ。
中川も「自分の悩みや本質の部分、そこって人に共有しきれてないのかなって。この映画の彼らは常に自分の中でもがいていて自問自答している。この映画を見て『自分だけじゃない、こういう奴らもいる』とちょっとでも皆さんに感じてもらえたら」と呼びかけていた。
舞台あいさつにはそのほか、古川琴音、清水康彦監督が出席した。
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